ニュース '98 No.12

 

目次

  1. 12月からの繁忙期運用形態について

  2. 年末・年始の運用について

  1. スパコンの置換えと2月の運用について

  1. BITNETの運用終了について

  2. データベースCSDのバージョンアップについて

  3. データベースのデータ更新およびサブファイルの追加について

  4. 科学研究費補助金による利用期限の注意

  5. 平成10年度利用申請の受付期限について

  6. 平成11年度利用申請の受付について

  7. 京都大学大型計算機センター「利用申請書」用紙について

 

 


 

1.12月からの繁忙期運用形態について

 

節電のため、深夜の館外サービスを中止しておりましたが、下表のとおり、繁忙期対応として12月2日(水)から当分の間、月・水・金の終夜運転を再開します。

また、スーパーコンピュータは運転停止判定時間を24時に繰り下げるとともに、土曜日の運転を再開します。

appsはsakura, mbox同様、終日運用します。

 

館外利用時間

曜日

M-1800, VX

     VP2600、 VPP500

 8:45 〜

8:45〜24:00

24時以降ジョブがなくなれば運転停止

 前日から 〜 17:00

8:45 〜 17:00

 8:45 〜

8:45〜24:00

24時以降ジョブがなくなれば運転停止

 前日から 〜 24:00

 8:45 〜

 前日から24:00

 apps, sakura, mbox は終日運用

館内利用時間

曜日

一階端末室

二階端末室、MT・出力ステーション

9:00〜21:00

9:00〜18:30

9:00〜16:30

9:00〜16:30

9:00〜21:00

9:00〜18:30

9:00〜21:00

9:00〜18:30

9:00〜21:00

9:00〜18:30

 

2.年末・年始の運用について

年末・年始の運用は下表のとおりです。

・年末・年始の運用休止期間は12月28日(月)〜1月4日(月)です。

sakura,mboxは年末、年始の間もいつものようにご利用いただけます

・年始の運用は平成11年1月5日(火)から全て平常どおり行います。

・図書資料室の休室期間は12月28日(月)〜1月4日(月)です。

なお、年末に処理できなかったバッチジョブは新年に処理いたします。

システム名

12月25日(金)

12月26日(土)

12月27日(日)

12月28日(月) 〜1月4日(月)

1月5日(火)〜

館 外 利 用

 

M-1800  VX

    12/25(金)8:45 〜      12/26日(土)24:00

バッチ残ジョブ処理を28日午前8時まで行う

運 用 休 止

VP2600   VPP500

    8:45 〜 24:00
apps     連  続  運  転

sakura   mbox

連  続  運  転

館 内 利 用

一階端末室

9:00〜21:00

閉  館

運 用 休 止

出力室     二階端末室 9:00〜18:30

図書資料室

9:00〜17:00

閉  館

閉  室

 

 

3.スパコンの置換えと2月の運用について

 

平成11年3月から新しいスパコンVPP800に置き換えられます。このため2月中は移行の作業に伴い、運用時間帯にシステムを止めたり、代替システムで運用を行うことがあります。毎月20日にWeb発行されるニュースでは、利用者への通知が間に合わないことが予想されます。センターのホームページに、「スパコン移行」のページ(下記のURLを参照)を作成し、最新の状況をお知らせしますので、ご留意のうえ、ご利用ください。

URL: http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Supercomputer/replace/

 

現時点で、お知らせすることは以下のとおりです。3月からの運用については、追ってお知らせします。

  1. 一部代替機による運用
    スパコンの置き換えを円滑にするため、2月の現スパコンVPP500の運用を、一部代替機でサービスする予定です。利用に関しては、現在と変更はありませんが、演算速度が少し異なります。CPU時間でプログラムやアルゴリズムの良さを判定する場合などは、ご注意ください。平均的には、2割ほど速くなると推定していますが、詳しくはプログラム相談室までお尋ねください。負担金はVPP500に同じです。
  2. Fortran90に統一
    2月1日からスパコンVPP500で利用できるFortranコンパイラは、Fortran90のみとします。MVPP連携によるFortran77EXは利用できませんので、ご注意ください。
  3. VP2600は2月末でサービス終了
    VP2600でのサービスは、2月末で終了する予定です。VP2600でしか動作しないプログラムやFortran77EXの固有の機能を使用しているプログラムは、2月末までに実行されるようお願いします。
  4. VPTSSは1月末でサービス終了
    VP2600によるセンター館内でのTSS(会話型)サービスは、1月末で終了します。

 

 

4.BITNETの運用終了について

既にお知らせしたとおり、日本のBITNETの根幹ノードが計算機の更新のために本年9月末で運用停止となりました。その後BITNETは,最長来年3月末までの暫定的な運用しか行われなくなります。

そこで,本センターとしてはやむを得ず本年12月末でBITNETの運用を終了しますので,現在ご利用の皆様にはそれまでに,UNIXシステム sakura および mboxでの Email のご利用に変更をお願いします。

なお,BITNET以外のEmailへの利用変更に関するご相談や連絡は,本センターネットワーク掛(Tel: 075-753-7432, Email: network@kudpc.kyoto-u.ac.jp)までお願いします。

 

 

5.データベースCSDのバージョンアップ

        

データベースCSDは主に有機金属化合物の結晶構造解析に関する文献情報および結晶構造データを蓄積したデータベースです。

今回、バージョンをV5.15からV5.16にアップしました。蓄積されたデータ件数は8,998件の追加があり,合計190,307件となりました。

バージョン・アップは1998年12月1日に行いました。ご利用ください。

 

データベース環境の呼出し方法> <appsシステム>

alba% csd

CSD>

(注: CSD> の促進文字に続けてCSDのプログラム(quest,pluto,gstat,vista,pdbget)が利用できます。また,unixコマンドも利用できます。)

 

データベースの終了方法

CSD> exit

 

参考資料

(1) 本センターでのCSDの利用については次のURLを参照ください。

http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Services/DataBase/CSD/

(2) バージョン・アップおよびシステムの解説(英文)は次のURLを参照ください。

http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Services/DataBase/csd/

 

CSD利用条件の同意書の提出

1994年からCSDシステムのアカデミックユーザの使用取り決めが厳格になりました。1994年以降,一度も「利用条件の同意書」を提出されていない方,または,新規にご利用になられる方は必ず次の機関まで提出してください。なお,「利用条件の同意書」の用紙は本センター3階事務室共同利用掛にあります。

 (送付先) 

〒 565-0871   大阪府吹田市山田丘3-2

大阪大学 蛋白質研究所 

生体分子解析研究センター   立体構造データ

岡本 マリ 様

 

 

6.INSPEC関連データベースのデータ更新およびCHINA3のサブファイルの追加

  

データベース(INSPECJ,INSPECL,INSPECTH)のデータ更新を行いました。

いずれもINSPEC(A,B,C)データベースに関連する情報です。今回、1999年版のデータが到着しましたので1995年版から1999年版に更新しました。

また,データベースCHINA3にサブファイルRON1998を追加しました。このサブファイルは1998年に受け入れた論文の文献情報のみを蓄積したものです。ご利用ください。データの更新は1998年12月1日(木)に行いました。

 

データベースINSPECJの呼出し方法> <MSPシステム>

(例)情報処理学会の学会誌”情報処理”を検索する。     

# irs inspecj

RS> sea ft joho shori

RS> output

 

データベースの終了

RS> end fairs

                       

参考資料

(1) 利用については次のURLを参照ください。

 INSPECJの場合は

http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Services/DataBase/INSPECJ/

   INSPECLの場合は

http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Services/DataBase/INSPECL/

   INSPECTHの場合は

http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Services/DataBase/INSPECTH/

 CHINA3の場合は

http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Services/DataBase/CHINA3/

 

(2) 利用の手引き−データベース検索(INSPEC関連)編−(1993).

   本手引きは次のURLで参照できます。

http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Services/DataBaseServices/tebiki.html

 

 

7.科学研究費補助金による利用期限の注意

 

今年度の科学研究費補助金による利用期限は2月15日(月)です。

科学研究費だけの利用の場合、利用期限が切れた後はデータセットのアクセスもできませんので十分注意してご利用ください。

2月分の利用負担金請求は、科研費とそれ以外とに分けて行います。2月分の科研費に係る利用負担金通知書及び納入告知書は、2月20日過ぎに各経理責任者へ発送予定です。

なお、科研費以外の支払い費目のある場合、月額課金である共用ファイル及びPPP(ダイアルアップIP接続)に係る負担金は、2月末日までの月額計算を行い、科研費以外の費目で負担していただくことになりますのでご了承願います。

 

 

8.平成10年度利用申請の受付期限について

 

今年度の計算機利用申請(新規・追加)の受付は2月26日(金)で締め切ります。今年度内に計算機利用を予定されている方は早めに手続きをしてください。

今年度京都大学を第二センターとして利用される方も、2月26日(金)までにセンターに届くように所属センターへ手続きをしてください。

他センターの今年度利用申請受付締め切りは各センターごとに異なりますので、各センターのニュース等に注意してください(各センターの締め切り日の前日までに「APPLY」 コマンドで手続きしてください)。

なお、平成10年度の変更・取消につきましては、いずれの場合も平成10年度最終運用日まで受付けます。

 

 

9.平成11年度利用申請の受付について

 

平成11年度の計算機利用申請の受付を次のとおり行います。

新規利用申請    平成11年 3月11日(木)〜

継続利用申請   平成11年 2月1日(月)〜 3月10日(水)センター必着

ただし、「APPLY」コマンドによる第二センターへの継続受付は3月23日(火)までです。

また、本センターを第二センターとして利用する方も3月23日(火)までに所属センターへ手続きをしてください。

所属異動の方 ――――――― 異動先の新所属機関を記入、各欄押印

支払責任者の異動、退官 ―― 新支払責任者を記入、押印

不明な点は、共同利用掛までお問い合わせください。

Tel: 075-753-7424、7407      e-mail: kyodoriyo@kudpc.kyoto-u.ac.jp

 

 

10.京都大学大型計算機センター「利用申請書」用紙について

 

「利用申請書」用紙につきましては、従来どおり共同利用掛受付でお渡しする他に、ホームページの利用手続きの方法(http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Information/apply2.htm)からもプリントアウトできるようになりましたのでご利用ください。