下記の日程で年末・年始の運用を行います。
1) 計算機サービス
【館内利用】
項目 12/22(水) 12/23(木)
〜27(月)12/28(火)〜
1/4(火)1/5(水) 1階端末室 通常運用 運用休止 閉 館 通常運用 MT/CT装置 出力室 front 【館外利用】 (〜12月27日)
項目 12/23(木) 12/24(金) 12/25(土)〜12/27(月) abacus 20時まで通常運用 運用休止 vpp 20時まで通常運用 運用休止 apps kuma 20時まで通常運用 運用休止 sakura 終日運転 運用休止 mbox 【館外利用】 (12月28日〜)
項目 12/28(火)〜
12/31(火)1/1(日)〜
1/3(月)1/4(火) 1/5(水) abacus 運用廃止 vpp 31日20時まで連続運転 運用休止 1/4 13:00〜
通常運用apps kuma 計算サーバ
(spp)新規運用開始、
以降 31日20時まで
連続運転DBサーバ
(db)翻訳サーバ
(trans)新規運用開始、以降終日運転 sakura 終日運転 mbox
2) その他のサービス
プログラム相談室は汎用機入れ替え作業のため、23(木)〜27(月)閉室します。
項 目 12/22(水) 12/23(木)〜12/27(月) 12/28(火)〜
1/4(火)1/5(水) プログラム
相談室通常運用 閉 室 閉 室 通常運用 申請窓口 通常運用 図書資料室
回線接続は、表1、表2のように、 12月28日から一部変更されます。京都大学吉田地区の内線からは、表1、表2へ全て接続できます。
表1.pppと表3のホストへのtelnet
通信速度
(bps)規 格 等 電話番号 フロー
制御方式備 考 19200/9600 DAU(調歩同期) 7489 hardware (注1) 64000 ISDN 7461 (注2) 〜57600 V.90、V.34 7470 hardware (注2) 64000/32000 PIAFS 7498 (注2) 表2.MSP専用
通信速度
(bps)規 格 等 電話番号 フロー
制御方式備 考 9600 DAU(同期) 7484 Xon/Xoff (注1)(注2) 19200 DAU(同期) 7492 Xon/Xoff (注1)(注2) 38400 B型電話のみ(同期) 7494 〜33600 V.34(調歩同期) 7475 Xon/Xoff (注2) (注1) 病院構内からの接続は、999-(表の番号)。
(注2) NTT経由で接続する場合は、075-753-(表の番号)。表3.サービス・ホスト一覧 (sppは12月28日以降、運用開始です)
接続
システムホ ス ト 名 備 考 vpp vpp.kudpc.kyoto-u.ac.jp スーパーコンピュータ spp spp.kudpc.kyoto-u.ac.jp 計算サーバ sakura sakura.kudpc.kyoto-u.ac.jp 電子メールサーバ apps apps.kudpc.kyoto-u.ac.jp アプリケーション・サーバ kuma kuma.kudpc.kyoto-u.ac.jp 汎用コンピュータ(MSP) mbox mbox.kudpc.kyoto-u.ac.jp メール・サーバ(POP/IMAP)
汎用機リプレースに伴い12月28日(火)より、UNIXシステム、MSPのジョブ種別および許可量を表1.、表2.のように変更します。主な変更点は、UNIXシステムでは、標準のCPU時間を60分にし、プロセス当りのファイル許可量を2GBから20GBに拡張しています。また、MSPシステムでは、プリンタ出力枚数を300から600に拡張するとともに、最大リージョンリサイズをCクラスで500MBまで拡張しました。なお、Iクラスは廃止します(ただし、今年度中は、Cクラスと同じ許可量でサービスします。)
表1.UNIXシステムの許可量
システム種別 打 切 制 限 備 考 CPU時間 メモリ 標準 最大 標準 最大 計算サーバ (spp) 60分 1200分 500MB 8GB ・プロセス当り20GB/ファイル アプリケーションサーバ (apps) 60分 1200分 200MB 2GB メールサーバ (sakura) 60分 60分 200MB 2GB 表2.MSPシステムのジョブ種別と許可量
ジョブ種別 ジョブ
クラス打切制限 ファイルアクセス回 数 備 考 CPU
時間リージョンサイズ 標 準 最 大 会話型 - 180分 100MB 100MB - バッチジョブ A 30秒 40MB 100MB 20,000 B 60分 40MB 100MB 200,000 C 600分 100MB 500MB 1,500,000 特殊ジョブ Z 申請が必要
システム出力レコード数 100,000 標準:利用者が指定を省略した場合 プリンタ出力枚数 600 最大:利用者が指定可能な最大許可容量
今回の汎用機リプレースに伴って、新たに導入した計算サーバ(SPP)を12月28日(火)よりサービスします。計算サーバは、富士通製のGP7000F/Model900というサーバシステムで、24台のCPU(SPARC64 GP/300MHz)と24GBのメモリから構成され、OSは日本語Solaris7です。以下に、サービスの概要を簡単に、紹介します。
詳細については、下記のURLから参照してください。
(1) ホスト名とログイン
計算サーバシステムのホスト名は、spp.kudpc.kyoto-u.ac.jp(130.54.9.25)です。ログイン名、パスワードは、他のUNIX(vpp,sakura)システムと同じです。
(2) ホームディレクトリ
計算サーバは、専用のホームディレクトリを持っています。従来のUNIXのホームディレクトリはメールサーバ(sakura)が引継いでいます。これは/sakura/$HOME/file名で参照(アクセス)できますので、必要なファイルは利用者がコピーしてください。
(3) プログラム開発環境
・ Fortran95コンパイラ(frt) ・ Cコンパイラ(fcc) ・ C++コンパイラ(FCC) ・ SSLII数値計算ライブラリ(ssl2) ・ Visual Analyzer(プログラム解析ツール、xanalyzer) ・ WorkBench(シンボリックデバッガ、チューナ、workbench)
12月28日(火)より、利用可能なソフトウェアは下記のようになります。
1) | コンパイラ | ||
・ | FORTRAN77 EX | ||
・ | FORTRAN90 | ||
・ | C言語 | ||
・ | PL/I | ||
2) | ライブラリ | ||
・ | SSL II (科学計算ライブラリ) | ||
・ | プロッタ関係ライブラリ | ||
3) | アプリケーション | ||
・ | SAS(統計パッケージ) | ||
・ | INSPEC、CHINA等のデータベース検索 | ||
・ | GRAPHMAN |
1月5日(水)より、計算サーバ (spp)において、VPP Workbench の運用を開始します。VPP Workbenchは、sppと vppを連携し、操作性の良いGUI環境でプログラム(Fortran/VP,Fortran/VPP,HPF,C言語,C++)の開発環境を支援します。詳細な使い方については、下記のURLから参照して下さい。
【機能】
・ エディタによるプログラムの作成、編集 ・ vppのコンパイラに加え、sspのクロスコンパイラも使用できる ・ 実行可能プログラムの実行 ・ makeファイルの作成とmakeコマンドの実行 ・ 対話形式のデバッグ ・ サンプリングによる性能解析 ・ 端末エミュレータのツールの起動 ・ バッチ型(NQS)ジョブの投入
【起動方法】
1. X Windowのサーバとして使用するサーバマシン(WS、パソコン)上でVPP Workbenchのウインドウが表示できるようにしてください。
★ (Workstationの場合:xhostコマンドで指定します) server% xhost +spp.kudpc.kyoto-u.ac.jp server% xhost +vpp.kudpc.kyoto-u.ac.jp
★ (パソコンの場合:インストールされている Xサーバソフトの取り扱い説明書をご覧ください)
2. telent等で spp に接続し、sppで環境変数DISPLAYに X Windowのサーバのマシン名を設定してください。
cshまたは、tcshの場合は、setenvコマンドを使います。
spp% setenv DISPLAY display-name:0.0
3. sppで vppworkbench コマンドを実行する。
spp% vppworkbench &
1月5日(水)より、計算サーバ (spp)において、vpp用のクロスコンパイラ環境のサービスを開始します。このクロスコンパイラは、sppで動作するvpp用のコンパイラで、vpp用のプログラム開発を sppで行うものです。また、リモートリンク機能を用いて sppでコンパイル後、vppに実行可能プログラムを作成することができます。詳細な使い方については、下記のURLから参照して下さい。
http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Supercomputer/今回、sppで公開するクロスコンパイラのコマンド名と機能を次に示します。
・ frtpx : ベクトル化 Fortran、VPP Fortran、HPF コンパイラ ・ fccpx : ベクトル化 C コンパイラ ・ CCpx : ベクトル化 C++ コンパイラ ・ mpiccpx : MPIのためのベクトル化 C コンパイラ ・ mpifrtpx : MPIのためのベクトル化 Fortran コンパイラ
12月1日(水)よりスーパーコンピュータVPP800でアナライザツール MPTools の運用を開始しました。MPToolsは、メッセージパッシングライブラリMPIおよびPVMで作成された並列プログラムを対象に、プロセッサ間の負荷バランスやプロセッサ間の通信時間、バリア待ち時間などの情報を元にプログラムの動きをプロセッサ全体、個々のプロセッサ毎の手続き呼出し関係および手続き単位で解析し、プログラムのチューニングを支援します。
MPToolsの詳細、使用方法については以下のURLをご覧ください。
http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Supercomputer/
MSPシステムで運用していますATMLINE、FOOD、GEOMAG、SHIFTのデータベースをUNIXシステムに移行します。検索はWebで平成11年12月28日(水)から次のURLで利用できます。なお、利用負担金については基本経費のみで演算経費(CPU課金)の課金は行いません。
http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Services/DataBase/
データベースCSDは主に有機金属化合物の結晶構造解析に関する文献情報および結晶構造データを蓄積したデータベースです。
今回、バージョンをV5.17からV5.18にアップします。追加データは10,026件あり,合計件数は207,507件となります。バージョンアップは1999年12月21日に行いますので12月22日から新バージョンでの運用となります。
<データベース環境の呼出し方法> <appsシステム>
alba% csd
CSD>
(注: CSD> の促進文字に続けてCSDのプログラム(quest,pluto,gstat,vista,pdbget)が利用できます。また,unixコマンドも利用できます。)
<データベースの終了方法>
CSD> exit
<参考資料>
解説資料は以下のWWWのURLの内容も参考にしてください。
なお,ブラウザにはjavaを有効にしてご覧ください。
http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Services/DataBase/csd/
日英・英日翻訳サービスを平成11年12月28日(水)から開始します。翻訳システムは日英・英日の機械翻訳を10種類の専門辞書を用いて行います。翻訳の利用はWebで、翻訳させる文章をテキスト入力またはファイル名を指定することにより、翻訳結果をえることができます。下記のURLで利用できます。
なお、利用負担金については基本経費に含まれます。
今年度の科学研究費補助金・産学連携等研究費による利用期限は次のとおりです
科学研究費補助金 : 2月15日(火)
産学連携等研究費 : 2月25日(金)
「科研費」又は「産学連携等研究費」だけの利用の場合、利用期限が切れた後はデータセットのアクセスもできませんので十分注意してご利用ください。ファイル内容を必要とする方は利用期限までに「校費」等の支払費目で追加申請をするか、ファイルのバックアップを行なって下さい。
2月分の利用負担金請求は、科研費とそれ以外とに分けて行います。2月分の科研費に係る利用負担金通知書及び納入告知書は、2月20日過ぎに各経理責任者へ発送予定です。
なお、科研費以外の支払い費目のある場合、月額課金である共用ファイル及びPPP(ダイアルアップIP接続)に係る負担金は、2月末日までの月額計算を行い、科研費以外の費目で負担していただくことになりますのでご了承願います。
今年度の計算機利用申請(新規・追加)の受付は2月29日(火)で締め切ります。今年度内に計算機利用を予定されている方は早めに手続きをしてください。
今年度京都大学を第二センターとして利用される方も、2月29日(火)までにセンターに届くように所属センターへ手続きをしてください。
他センターの今年度利用申請受付締め切りは各センターごとに異なりますので、各センターのニュース等に注意してください(各センターの締め切り日の前日までに「APPLY」 コマンドで手続きしてください)。
なお、平成11年度の変更・取消につきましては、いずれの場合も平成11年度最終運用日まで受付けます。
平成12年度の計算機利用申請の受付を次のとおり行います。
新規利用申請 : 平成12年3月1日(水)〜
継続利用申請 : 平成12年2月1日(火)〜3月10日(金)
【継続申請】1.利用期限が平成12年3月31日を超え、複数年承認されている方は自動継続扱いとなりますので、継続利用申請は必要ありません。2月中旬に別途「確認通知書」をお送りいたします。
2.京都大学を所属センターとして継続利用が見込まれる方には1月下旬に「継続申請書」を送付します。継続利用申請期間中に、印字事項を確認し、必要事項を記入、押印の後返送してください。
3.「APPLY」コマンドによる第二センターへの継続受付は3月21日(火)までです。
また、本センターを第二センターとして利用する方も3月21日(火)までに所属センターへ手続きをしてください。
不明な点は、共同利用掛までお問い合わせください。
Tel : 075-753-7424、7407、 e-mail : kyodoriyo@kudpc.kyoto-u.ac.jp