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ニュース 2002 No.2
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本センターの電気設備の改修のため、下記の期間全サービスを休止しますので、よろしくご協力をお願いします。なお、作業終了後、サービスを再開いたします。
また、停止日に変更があった場合は、ニュース等で迅速にお知らせします。
サービス休止期間:3月17日(日)7:00 〜 3月18日(月)8:45
平成13年度のサービスは、3月31日(日)午前9時をもって終了し、年度末作業を実施し、サービス再開は、4月1日(月)午前9時からとなります。なお、年度末作業に伴い、つぎのような処置を行います。ご注意ください。
- 残ジョブのキャンセル
- 強制出力(汎用サーバMSP)
平成14年度、CPU定額利用申請の受付を下記のとおり行います。
これは、演算経費(CPU利用金額)に限り、申請額(1口:10万円)の負担により、その申請額の5倍(50万円)まで利用できるものです。
今年度は4月〜11月までの期間を、第1期(4月1日〜7月31日)、第2期(8月1日〜11月30日)に分けて受付けます。ただし、第1期、第2期はそれぞれに申請が必要です。多数ご利用ください。
なお、「平成14年度CPU定額利用申請」の詳細は、
ホームページ( http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Information/teiga14.html )をご覧ください。
本年度で試行運用いたしました、大口定額利用について、平成14年度は見直しを考えています。詳細については決まり次第ホームページでお知らせしますが、以下に予告します。
- 大口定額利用の試行(案)
- 申請は支払責任者とする。
- 申請額は100万円以上とする。
- 申請額は複数費目(校費、科研費、産学連携経費等)の合算も認める。
- 利用負担額はセンター利用に係る全経費を対象とする。
- 利用期限は承認日より当該年度末までとする。
- 申請額の5倍までの利用を認める。
- 承認後の取消しは認めない。
- 総利用額が申請額に満たない場合でも、次年度への繰越は認めない。
- 申請した費目で第二センター登録及びCPU定額利用との併用は認めない。
既に、平成13年4月からサービスを試行していますが、平成14年4月からサービスに関わる経費の月額9,000円が月額2,000円となります。
- サービスの概要
本サービスは、利用者が管理するホームページを京都大学大型計算機センター(以下「本センターという。」)の計算機システムに設置し、仮想ホスト機能を用いて公開するサービスです。これにより、専用の計算機を用意することなく研究室などのドメイン名でホームページを公開することができます。
- サービスの内容
- 仮想ホスト機能により設定するドメイン名は、ac.jpを持つものに限ります。なお、1申請につき1ドメイン名とします。
(注)申請者は、所属部局等のDNS管理者へ仮想ホスト名にIPアドレスを対応づけるように承認を得ておいてください。また、DNS設定などの申請に関する手続きについても申請者が行ってください。- 本サービスではCGI(Common Gateway Interface)については利用できません。ただし、アクセスカウンター及びログ参照機能についてはセンターから提供します。
- ホームページのディスク容量は、500MB以内です。
- 申請資格
本サービスを利用できる人は、本センターの利用者です。
- 申請方法
申請は、Webページからの申し込みとします。
- サービスに関わる経費
月額2,000円です。なお、本サービスのみを利用する場合においても基本経費の月額1,000円が加算されます。継続性の観点から校費の支払いとなります。
- コンテンツの作成
- 本ホームページの作成・管理については、利用者の責任で行ってください。
- ホームページの更新の具体的な方法については、申請許可後に、ご相談します。
- ホームページの掲載記事については、研究・教育活動を支援する学術情報ネットワークの目的に沿ったものに限ります。なお、目的外であるとセンターが判断した場合は、サービスを停止することがあります。
- メールに関する扱い
仮想ホスト名宛のメールは全て、利用者番号@sakura.kudpc.kyoto-u.ac.jpへ転送します。
平成14年度の計算機利用申請の受付を次のとおり行います。
新規利用申請: 平成14年3月1日(金)〜 継続利用申請: 平成14年2月1日(金)〜3月20日(水) 【継続利用申請について】
- 京都大学を所属センターとしている方
- 利用期限が平成14年3月31日を超えて複数年承認されている方には、2月初旬に「平成14年度用利用承認書」を送付しました。
- 平成14年度に向け承認書の内容「所属、支払責任者、支払見込額」の項目に変更のある方、あるいは次年度は利用を取消される方は、同封の計算機利用申請書(複)の提出が必要です。
- 連絡および書類の提出のない場合は、承認書の内容のまま翌年度へ自動継続いたします。
- 利用期限が平成14年3月31日の方で継続利用が見こまれる方には、1月下旬に「継続申請書」を送付しました。継続利用申請期間中に、印字事項を確認し、必要事項を記入、押印の後返送してください。
- 第二センターの継続をされる方は、本センターの次年度への手続きが終了ししだい「APPLY」コマンドで第二センター継続申請を行ってください。
- 受付期間は2月1日(金)〜3月20日(水)です。
- 京都大学を第二センターとしている方
所属センターでの継続手続き終了後、所属センターの申請コマンドで京大の継続申請を行ってください。
- 受付期間は2月1日(金)〜3月20日(水)です。
【支払責任者登録確認通知書の送付について】
センターから支払責任者あてに、「支払責任者の登録内容」及び「該当の支払責任者番号を持つ利用者全員の申請内容」をお知らせする『支払責任者登録確認通知書』を送付しています。
この『支払責任者登録確認通知書』は継続申請終了時及び利用申請受付時等に適宜送付します。負担金の支払い責任を持つ利用者について、利用申請内容の確認等にご利用ください。
【支払責任者への予算超過通知メールサービスについて】
支払責任者が利用者の負担金使用状況を把握する方法として、「計算機利用負担金額」が「申請の利用見込額」を超えた場合、支払責任者へe-mailでお知らせする「支払責任者への予算超過通知メールサービス」を行っています。支払責任者がこのサービスをご希望の場合は下記の要領で、yosan@kudpc.kyoto-u.ac.jpまでメールで申請してください。
- 申請者:支払責任者に限る
- メール受付アドレス: yosan@kudpc.kyoto-u.ac.jp
- 申請メールの本文はキーワード(yosan-mail: )に続けて支払責任者ID、費目コードのみを記載して下さい。
例) yosan-mail:u55555a- 「支払責任者への予算超過通知メール」は、申請メールの送信元へ送付します。
- 「予算超過通知メール」の取消
例) cancel-mail:u55555aなお詳細は、ホームページ「利用のための手続き」( http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Information/apply.html )をご覧ください。
また、不明な点は共同利用掛までお問い合わせください。
Tel : 075-753-7424、7407 e-mail : kyodoriyo@kudpc.kyoto-u.ac.jp
本データベースはデータベース提供元の英国IEEと日本の代理店を通じて鋭意、価格交渉を行ってまいりましたが、昨年と同数機関の契約内容においても、昨年価格よりさらに値上げした価格の提示を受けました。従いまして、サービスできる大学数の拡大をすべく努力してまいりましたが、極めて高額な費用が発生することとなりました。この結果、誠に遺憾な措置ではございますが、以下に掲げる所属大学以外の方は利用制限をせざるを得ないことになりました。
今回の措置によりまして昨年度に続いて多くの皆様に大変ご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。
(引き続いて利用可能な大学名)
京都工芸繊維大学、金沢大学、福井大学、京都大学
(四大学以外の方の利用について)
前記、四大学以外の利用者の方で、本センターまで来訪して頂き、ご利用になられる場合は、来訪後、システム業務掛(075-753-7412, E-mail: system-gyomu@kudpc.kyoto-u.ac.jp )までお知らせください。
(利用申請を取り止められる場合の取り消し手続き)
四大学以外の方で、本センターのINSPECデータベースのみの利用を考えておられ、他の計算機利用を一切されない方は利用されなくても基本経費の負担金が請求されますので,利用申請が不要と判断される場合はお手数ですが、改めて「利用申請」の「取消」を申請して下さいますようお願い申し上げます。
既に措置して頂いている方は重複いたしますのでこの手続きは無用です。
(京大センターを第二センターとして利用登録されている方)
前記と同様の判断をして頂き、不要な場合は第二センターの利用登録の「取消し」を申請してください。なお、「取消し」の申請方法はそれぞれの所属センターの方法にしたがって行ってください。
(利用申請用紙の入手方法)
本センターの申請用紙はつぎのURLより入手して頂くか、共同利用掛(075-753-7424)までご連絡くだされば郵送させて頂きます。
<利用申請書のあるURL>
<サービス代替機関などの情報>
http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Services/DataBase/inspec_daitai.html
クライアント/サーバ環境で動作するリアルタイム可視化ツールVisLinkの並列版であるVisLink-PROの運用を2月20日より開始します。
VisLink-PROをクライアントである計算サーバ(SPP)もしくは利用者のワークステーション(但し、Solaris版のみ)にもつことにより、サーバであるVPP800上の数値計算プログラム(利用者プログラム)をワークステーション上のAVSを使って計算結果をリアルタイムに可視化することが可能となります。VisLinkで利用できた間引き(Stride)や切り出し(Crop)機能はありませんが、UCDデータ、マルチフィールドに対応しています。
詳細は http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Services/AVS/vislink.html をご覧ください。
MSC.Nastranは有限要素法(FEM)の手法を用いて広範囲のエンジニアリング問題を解くための大規模汎用構造解析プログラムです。平成14年2月20日からMSC.NastranのバージョンをR70.5.2からMSC.Nastran2001に上げ運用します。
これに伴い次のような機能が追加されています。
- 設計最適化解析における全応力設計、離散化型変数の考慮及び複素固有値解析のサポート
- 非線形解析における2次テトラ要素(TET10)の導入及び歪みエネルギー出力
- 動的応答解析における強制運動入力の簡略化(ラージマス不要)及び歪みエネルギー出力
- 実固有値解析におけるモーダル有効質量及び刺激係数の出力
- 自動スーパーエレメント機能
なお、具体的な詳しい解説は図書資料室備付の「MSC.Nastranリリースガイド2001(日本語)」、「MSC.Nastran2001クイックリファレンスガイド(日本語)」のマニュアル及び日本エムエスシー(株)の下記のURLをごらんください。
http://www.mscsoftware.co.jp/product/nastran/releaseguide_2001.htm
データベースAFLORA ,CAM ,CNMRP ,SHIFTはデータ提供機関などのお申し出により、来る2002年3月末をもって運用を廃止いたします。ご了承ください。
なお、情報資源として代替措置のあるものはつぎの通りです。
<代替措置>
- AFLORAデータベースは以下のURLを参照してください。
- CAMデータベースはCSDデータベースに包含されていますので以下のURLを参照してください。
(注:CNMRPおよびSHIFTデータベースの代替措置はありません)
計算機を利用された研究成果のうち、本年度に発表された論文(学会発表講演要旨を含む)などについて、次のいずれかの方法により、報告してください。
- web (URL: http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/cgi-bin-user-only/user-report-start )からの入力
- 文書(様式自由ですが、webからプリントできる方はそれに記入して下さい。)
URL: http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Information/user-report/
- e-mail( kyodoriyo@kudpc.kyoto-u.ac.jp )
いずれの方法による場合でも『利用者番号・研究分野コード・所属・職名・氏名・連絡先(電話番号/e-mail)、著者名、論文名、掲載誌(巻号頁)、発表年』を明記してください。
◎ 期限:平成14年4月30日(火) (未発表のものは、掲載され次第、報告して下さい。)
報告された研究成果は「広報2002年8月号、10月号」(予定)に掲載予定ですので、巻号頁等の報告内容に記載漏れのないようお願いします。
本センター研究開発部主催の研究発表会を下記のとおり開催いたします。多数ご参加ください。
なお、当日のプログラムは、 http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/RandD/17th-program.html
をご覧ください。
記
日時: 平成14年2月22日(金)10:30〜 場所: 京都大学大型計算機センター講習室(3階)
本センター主催の研究セミナーを、下記により開催致します。聴講無料ですので、奮ってご参加ください。
記 京都大学大型計算機センター第69回研究セミナー テーマ: 「東洋学へのコンピュータ利用」 日時: 平成14年3月22日(金)10:30〜17:00 場所: 京都大学大型計算機センター講習室(3階)
<プログラム> |
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10:30〜10:35 | 開会挨拶 | |
柴山守(多言語情報研究委員会) | ||
10:35〜11:15 | 全国漢籍データベースの設計とその運用 | |
安岡孝一(京都大学) | ||
11:15〜11:55 | Unicodeを利用した多漢字Webサイトの構築 | |
二階堂善弘(茨城大学) | ||
13:20〜14:00 | アジアの文字符号 | |
三上喜貴(長岡技術科学大学) | ||
14:00〜14:40 | 正倉院文書のXML化にみる歴史情報の統合 | |
後藤真、柴山守(大阪市立大学) | ||
14:40〜15:20 | 宋版漢字字体の処理 | |
池田証寿、白井純、高田智和(北海道大学) | ||
15:35〜16:15 | Nグラムモデルとクラスター分析を用いた漢文古典 テキストの比較研究―『般若心経』の異訳の比較を例に |
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師茂樹(早稲田大学) | ||
16:15〜16:55 | 多言語への翻訳の問題点について | |
星野聰(京都大学名誉教授) | ||
16:55〜17:00 | 閉会挨拶 | |
金澤正憲(大型計算機センター研究開発部長) |
本センターでは、プログラム指導員を募集しています。詳しくは、ここ
( http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Information/shido.htm )
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