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 ニュース (全国共同利用版)

       2003年月号

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1.年度末作業に伴うサービスの休止について

2.データベースCSDのレベルアップについて

3.INSPEC関連データベースのデータ更新について

4.平成15年度試行サービスについて(再掲)

5.平成15年度CPU定額利用申請(再掲)

6.平成15年度利用申請の受付について

7.平成14年度計算機利用結果報告のお願い

8.研究セミナー開催の案内(再掲)

9.プログラム指導員の募集について

10.「利用の手引き」の発行について

 

 


 

 

.年度末作業に伴うサービスの休止について

 

平成14年度の計算機サービスは、331()午前830分をもって終了し、年度末作業を実施します。

なお、平成15年度の計算機サービスは、41()午前830分から開始する予定です。

 

 

データベースCSDのレベルアップについて

 

データベースCSDは主に有機金属化合物の結晶構造解析に関する文献情報および結晶構造データを蓄積したデータベースです。

今回、レベルをV.5.23からV.5.24にアップしました。なお、データ件数は272,066件となっています。レベルアップは2003110()に実施しました。

 

Conquestプログラムの主な追加機能>

 (1) 各画面の表示文字が見易くなった。

 (2) Manage Hitlists画面が追加され、refcodeリストや検索結果集合の管理・利用が便利になっ

   た。

 (3) 付加的な出力フォーマットとしてTSV(Tab Separated Values)が追加された。(ただし、結果

   の参照にはEndNoteというソフトウエアが必要です)

 

<データベースの呼出し方法> SPPシステム>

  SPP csd    --- データベースCSDの呼出し

  CSD cq     --- ConQuestの呼出し例

 

  ( オープニング画面を表示

  ( 数秒後,検索画面が表示される

 

ConQuestの終了>

  ( 画面のメニューバーのfileからEXITを選択する

 

CSDの終了>

  CSD exit     <--- CSDの終了

 

<参考資料>

  本センターでのCSDの利用は次のURLを参照してください。

  http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Service/DataBase/CSD/

 

 

INSPEC関連データベースのデータ更新について

 

INSPEC関連データベース(INSPECJ,INSPECL,INSPECTH)のデータ更新を行いました。いずれもINSPECデータベースに関連する情報です。

INSPECJは雑誌情報、INSPECLは分類コード、INSPECTHはシソーラスに関する情報が提供されています。今回、最新版が到着しましたので2000年版から2003年版に更新しました。データの更新は2003124日(金)に行いました。

 

<データベースINSPECJの呼出し方法>  MSPシステム>

 (例)情報処理学会の学会誌情報処理を検索する。

 

   #  irs inspecj    --- INSPECJデータベースの呼出し

    RS sea ft joho shori  --- タイトルがjoho shoriで検索

    RS output        --- 検索結果の表示

 

<データベースの終了>

    RS end fairs

<参考資料> 利用については次のURLを参照ください。

   http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Service/DataBase/

 

 

4.平成15年度試行サービスについて(再掲)

 

<1> 平成15年度大口定額利用(試行)について

 

平成15年度も大口定額利用制度の試行を引続き実施します。

 

 大口定額利用とは、支払責任者が利用負担額を年額100万円以上の額で申請することで、支払責任者が指定した利用者が使用した、基本経費、演算経費、ファイル経費などセンター利用にすべての利用負担額の総額が申請額の5倍までの利用を認める制度です。

 なお、平成15年度より、科研費など年度途中で確定する費目との合算で、本試行制度の申請を検討される場合、校費費目で50万円以上を負担いただくことで、先行予約申請を認めます。これは本試行制度で、年度当初から計画的なセンター利用を可能にするための処置です。

 

1)利用要項

(1)申請者は本センターを所属センターとする支払責任者に限られます。

(2)申請額は100万円以上です。

(3)申請額には複数費目(校費、科研費、産学連携経費など)を合算することも可能です。

(4)申請者(支払責任者)が、この制度を利用すると申請した利用者の利用負担額の総額が申請額

 の5倍までの利用を認めます。

(5)利用負担額には、各利用区分共通負担額を含む利用に係る全ての経費を含みます。

(6)利用期限は、承認日より当該年度末までとします。


(7)
本制度の申請費目での第二センター登録およびCPU定額利用制との併用も認められませんので、

 ご注意ください。

 

2)申請について

(1) 受付期間 平成1533日(月)から平成151128日(金)まで

(2) 申請方法 「大口定額利用申請書」に必要事項を記入のうえ全国共同利用掛に提出

 

3)その他

 大口定額利用制度の申請に当たっては、事前にコンピューティング掛にご相談ください。詳細は、

 下記URLを参照してください。

 http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Information/oguchi/

 

 

<2> 平成15年度のホームページサービスの試行について

 

平成14年度に引き続いて以下のとおり行います。ご利用ください。

 

1.サービスの概要

 本サービスは、利用者が管理するホームページを京都大学学術情報メディアセンター(以下「本センターという。」)の大型計算機システムに設置し、仮想ホスト機能を用いて公開するサービスです。これにより、専用の計算機を用意することなく研究室などのドメイン名でホームページを公開することができます。

 

2.サービスの内容

 (1)仮想ホスト機能により設定するドメイン名は、学術研究の目的に沿ったものに限ります。なお、

   1申請につき1ドメイン名とします。

   (注)申請者は、所属部局等のDNS管理者へ仮想ホスト名にIPアドレスを対応づけるよう

     に承認を得ておいてください。また、DNS設定などの申請に関する手続きについても申

     請者が行ってください。

 (2)本サービスではCGI(Common Gateway Interface)については利用できません。ただし、

   アクセスカウンター及びログ参照機能については本センターから提供します。

 (3)ホームページのディスク容量は、500MB以内です。

 

3.申請資格

 本サービスを利用できる人は、本センターの大型計算機システムの有資格者です。

 

4.申請方法

 申請は、Webページからの申し込みとします。申し込みには利用申請をして、承認された利用者番号が必要です。

http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Information/vhost/

 

5.サービスに関わる経費

 月額2,000円です。なお、本サービスのみを利用する場合においても基本経費の月額

1,000円が加算されます。継続性の観点から校費の支払いとなります。

 

6.コンテンツの作成

 (1) 本ホームページの作成・管理については、利用者の責任で行ってください。

 (2) ホームページの更新の具体的な方法については、申請許可後に、ご相談します。

 (3) ホームページの掲載記事については、研究・教育活動を支援する学術情報ネットワークの目的に

   沿ったものに限ります。なお、目的外であると本センターが判断した場合は、サービスを停止

   することがあります。

 

7.メールに関する扱い

 仮想ホスト名宛のメールは全て、利用者番号@sakura.kudpc.kyoto-u.ac.jpへ転送します。

 

8.問い合わせ先

 データベース掛(TEL:075-753-7412, db@media.kyoto-u.ac.jp)までお問い合わせください。

 

 

5.平成15年度CPU定額利用申請(再掲)

 

平成15年度、CPU定額利用申請の受付を下記のとおり行います。

これは、演算経費(CPU利用金額)に限り、申請額(1口:10万円)の負担により、その申請額の550万円)まで利用できるものです。

今年度は4月〜11月までの期間を、第1期(41日〜731日)、第2期(81日〜1130日)に分けて受付けます。ただし、1期、第2はそれぞれに申請が必要です

多数ご利用ください。

 

                 記

[第1期]

 申請受:平成15年3月3日(月)〜平成15年4月21日(月)

 利用期:平成15年4月1日(火)〜平成15年7月31日(木)

 

[第2期]

 申請受:平成15年7月1日(火)〜平成15年  8月21日(木)

 利用期:平成15年8月1日(金)〜平成15年11月30日(日)

 

なお、「平成15年度CPU定額利用申請」の詳細は、

ホームページ(http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Information/teigaku/)をご覧ください。

 

 

6.平成15年度利用申請の受付について

 

平成15年度の計算機利用申請の受付を次のとおり行います。

新規利用申請 平成1533日(月)〜

継続利用申請 平成1523日(月)〜320日(木)

 

【継続利用申請について】

・京都大学を所属センターとしている方

 1.利用期限が平成15331日を超えて複数年承認されている方には、1月下旬に「平成15

   年度利用承認書」を送付しました。

   ・平成15年度に向け承認書の内容「所属、支払責任者、支払見込額」の項目に変更のある

    方、あるいは次年度は利用を取消される方は、同封の計算機利用申請書(複)の提出が必

    要です。

   ・連絡および書類の提出のない場合は、承認書の内容のまま翌年度へ自動継続いたします。

 2.利用期限が平成15331日の方で継続利用が見こまれる方には、1月中旬に「継続利用

   申請書」を送付しました。継続利用申請期間中に、印字事項を確認し、必要事項を記入、押

   印の後返送してください。

 3.第二センターの継続をされる方は、本センターの次年度への手続きが終了ししだい「APPLY

   コマンドで第二センター継続申請を行ってください。

   ・受付期間は23日(月)〜320日(木)です。

 

・京都大学を第二センターとしている方

  所属センターでの継続手続き終了後、所属センターの申請コマンドで京大の継続申請を行って

  ください。

  ・受付期間は23日(月)〜320日(木)です。

 

【支払責任者登録確認通知書の送付について】

 

センターから支払責任者あてに、「支払責任者の登録内容」及び「該当の支払責任者番号を持つ利用者全員の申請内容」をお知らせする『支払責任者登録確認通知書』を送付しています。

この『支払責任者登録確認通知書』は継続申請終了時及び利用申請受付時等に適宜送付します。負担金の支払い責任を持つ利用者について、利用申請内容の確認等にご利用ください。

 

なお詳細は、ホームページ「利用のための手続き」

http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Information/apply/)をご覧ください。

また、不明な点は全国共同利用掛までお問い合わせください。

Tel 075-753-74247407   e-mail kyodoriyo@kudpc.kyoto-u.ac.jp

 

 

7.平成14年度計算機利用結果報告のお願い

 

計算機を利用された研究成果のうち、本年度に発表された論文(学会発表講演要旨を含む)などについて、次のいずれかの方法により、報告してください。

1.web (URLhttp://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/cgi-bin-user-only/user-report-start)からの入力

2.文 書(様式自由ですが、webからプリントできる方はそれに記入して下さい。)

              URL http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Information/user-report/

3.e-mailkyodoriyo@kudpc.kyoto-u.ac.jp

いずれの方法による場合でも『利用者番号・研究分野コード・所属・職名・氏名・連絡先(電話番号/e-mail)、著者名、論文名、掲載誌(巻号頁)、発表年』を明記してください。

    平成15430日(水)  (未発表のものは、掲載され次第、報告して下さい。)

報告された研究成果は「広報20039月号、11月号」(予定)に掲載予定ですので、巻号頁等の報告内容に記載漏れのないようお願いします。

 

 

.研究セミナー開催の案内(再掲)

 

京都大学学術情報メディアセンターでは、下記のとおり研究セミナーを開催する予定です。

なお、参加無料で、特に参加資格の制限はありません。

また、ニュース1月号でお知らせした内容に若干変更がありますので、ご注意ください。

 

) 日本におけるグリッドコンピューティングの動向

   日時:平成15年3月17()午後1時30分から、に変更

   場所:京都大学学術情報メディアセンター北館 3階講習室

          (旧 大型計算機センター)

   講演者と演題(予定)

    建部修見(産業技術総合研究所 グリッド研究センター)グリッドデータファーム計画と現状

    福田正大、樋口健二(日本原子力研究所 計算科学技術推進センター)ITBLプロジェクトと原研のITBL基盤

                                                    ソフトウェアについて

 

) 東洋学へのコンピュータ利用

   日時:平成15年3月28日()午後1時〜

   場所:京都大学学術情報メディアセンター北館 3階講習室

          (旧 大型計算機センター)

   詳細については、ここ http://kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/seminars/oricom/

   をご覧ください。

   13年間大型計算機センターの研究セミナーとして開催されてきましたが、今年は

   人文科学研究所附属漢字情報研究センターの主催、学術情報メディアセンターの共

   催となります。

 

) ビジュアルデータマイニングの動向

   日時:平成15年3月28()午後1時〜

   場所:京都大学学術情報メディアセンター南館会議室201

          (旧 総合情報メディアセンター)

   講演者と演題(予定)

    藤代一成(お茶の水女子大学):VSTに基づく時系列ボリュームデータマイニング手法

    古川雅人(九州大学):特異点を使ったビジュアルデータマイニング

    村木茂(産業総合研究所):VGクラスタを使った高速ボリュームレンダリング

 

 

9.プログラム指導員の募集について

 

本センターでは、プログラム指導員を募集しています。詳しくは、ここ

http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Information/shido.htm

をクリックしてください。

 

 

10「利用の手引き」の発行について

 

下記の利用の手引きを発行しました。1階事務室 全国共同利用掛で配布していますのでご利用ください。

(全国共同利用掛; Tel075-753-7407,7424e-mail kyodoriyo@kudpc.kyoto-u.ac.jp

 

     「利用の手引き―アプリケーション編―2003年版」