ニュース 1995 No.2

1. 年度末および年度始めの運用日程について
2. INSPEC関連データベースのサブファイルの再構成について
3. データベースSHUUGEの運用開始について
4. プログラム指導員の募集について
5. 第44回研究セミナー開催の案内
6. 第45回研究セミナー開催の案内
7. 第46回研究セミナー開催の案内
8. 第47回研究セミナー開催の案内

1. 年度末および年度始めの運用日程について

年度末および年度始めの運用日程は下記のとおりです。

<年度末>
1)主システムの利用
    ・センター内の利用は3月30日(木)午後9時まで。
    ・センター外オンラインサービスは3月31日(金)午前0時まで。
    ・すべてのジョブは運用終了までに出力を含めて終了させてください。
        なお、3月31日(金)午前8時30分までに終了していない場合は、
      実行待ち及び実行中のバッチ・ジョブについては消去します。
      出力待ちのジョブについては、強制出力を行ない、センターの返却棚に
      返却します。
2)その他の利用
     ・3月31日(金)はプログラム相談室およびオフライン機器
       を含む、すべてのサービスを休止します。

     ・図書資料室は3月30日(木)、31日(金)の両日休室します。

<年度始め>
    4月1日(土)から、平常どおり運用します。
    ・4月1日(土)は館外からの利用のみです。(8:45〜24:00)
    ・館内利用は4月3日(月)からです。
 

2. INSPEC関連データベースのサブファイルの再構成について

                           
 INSPEC関連データベースは物理学、電気工学、電子工学、計算機、
制御工学関係の文献情報です。データベースの運用上、最近10年分のデー 
タは分野単位にINSPECA、INSPECB、INSPECCと別けて
運用し、それ以前の遡及データはOLDINSPA、OLDINSPB、
OLDINSPCというデータベースで運用しています。      
 したがって、1995年のデータを入手しだい、INSPEC(A,B,
C)データベースの最も古いデータ(1985年のサブファイル、A85,
B85,C85)をOLDINSP(A,B,C)データベースへ移行しま
す。移行は3月1日に行う予定です。新しいサブファイル構成での検索利用
は3月2日から行えます。サブファイル構成の情報はRS>モードにおいて
SHOW DBコマンドで確認することができます。ご利用ください。
                           
               
<データベースの呼出し方法(INSPECAの場合)>
               
  # IRS INSPECA    
                       
                       
<サブファイル情報の確認方法(INSPECAの場合)>
               
  RS> SHOW DB(INSPECA)


3. データベースSHUUGEの運用開始について

 データベースSHUUGEは日本古代の法制史料である「令集解」の全文を
データベース化したものです。本データベースを来る3月2日(木)より、運用
開始いたします。解説記事は広報Vol.28,No1(95年2月20日発行予定)に掲載の
予定です。ご利用下さい。

利 用 形 態     :TSS,バッチ

データベース管理システム:FAIRS−I

データベース名     :SHUUGE

特     徴     :このデータベースでは「令集解」の本文、巻1
             の目録、逸文、各巻の内題・奥題、書き入れ、
             鼇頭の目録が検索でき、その所在の表示は『新
             訂増補国史大系 令集解』の頁と行に対応させ
             てあります。字体は原則としてJIS第1・第
             2水準に統一しています。

利 用 条 件     :本共用データベースから計算機可読形式で全部
             またはまとまった分量のデータを出力する場合
             は、データベース保守者および本センターに事
             前に連絡し、許可を得ること。また本データベ
             ースを用いた研究成果の公表には、その旨を明
             記すること。

データベースの提供機関 :〔代表者:水本 浩典 氏 (神戸学院大学)〕

<データベースの呼出し方法>

    # IRS SHUUGE


4. プログラム指導員の募集について

  センターではプログラム技術の向上と多様化する計算機の効率的利用の推進
を図るため利用者の方々にご協力頂き、プログラム指導員としてプログラム相
談室で相談業務にあたっていただいています。下記のとおり、プログラム相談
をより一層充実させるためプログラム指導員を募集します。(大学院生、留学
生歓迎)
                       記

資格     : 京都大学及び京都市近郊の方で本センター利用有資格者
業務内容 : 本センターのプログラム相談室におけるプログラム相談及び指導
任期     : 平成7年4月1日〜平成8年3月31日まで、次年度継続可
勤務時間 : 週1回2時間
           月〜金曜日 9:45〜11:45, 13:30〜15:30
特典     : 指導員用利用番号の貸与による利用負担金の免除
           相談に必要なマニュアルの配布
申込方法 : 下記事項を明記し、文書にてお申込下さい。
               氏名、所属、職名、連絡先
               都合のよい曜日、時間帯
               相談可能な分野
                 例[ 言語(FORTRAN, Cなど)、統計処理(SAS、SPSSなど)
                      VP利用、UXP、図形処理 ]
申込先   :  京都大学大型計算機センター
            システム運用掛(Tel. 075-753-7413)
 

5. 第44回研究セミナー開催の案内

マルチメディア情報伝送の基礎となる ATM 技術と映像処理をテーマとする
研究セミナーを下記のとおり開催します。多数ご参加ください。

               記

テーマ	ATM技術と映像処理

日時	1995年3月7日(火)10:00〜17:30

場所	京都大学大型計算機センター講習室(3階)
		JR京都駅から市バス特17番で45分,農学部前下車
		京阪出町柳駅から東へ徒歩15分

講演

  10:00〜12:00	ビジネスチュートリアル「Why ATM!」、
		技術チュートリアル「Intermediate ATM」
		(The ATM Forum Japan MA&E Committee)

  13:00〜14:40  MPEG符号化方式とATM技術
		長谷川 聡 (NEC C&C 研究所 ネットワーク研究部)

  14:45〜16:25  テレビ信号処理技術と Video on Demand (仮題)
		(ソニー 湘南テクノロジーセンター)

  16:30〜17:30	ATM そのゆくえ ---昨日、今日、明日---
		相原 憲一 (The ATM Forum)


問い合わせ先
	京都大学大型計算機センター研究開発部
	TEL. 075-753-7428


6. 第45回研究セミナー開催の案内

画像処理システム「AVS」による可視化処理をテーマとする研究セミナーを
下記のとおり開催します。多数ご参加ください。

                   記

テーマ	次世代画像処理システム「AVS」による実践ビジュアリゼーション

日時	1995年3月14日(火)13:00〜17:30

場所	京都大学大型計算機センター講習室(3階)
		JR京都駅から市バス特17番で45分,農学部前下車
		京阪出町柳駅から東へ徒歩15分

講演

13:10〜14:10	AVSの概要とユーザ事例
		宮地 英生 (ケイ・ジー・ティー AVSグループ)

14:10〜15:10	コンピュータビジョンおよび画像処理における可視化開発環境
		安野 貴之 (早稲田大学大学院理工学研究科)

15:20〜16:20	AVSによる熱流体解析の可視化
		横野 泰之 (東芝 研究開発センター機械エネルギ研究所)

16:20〜17:20	重合格子法を用いた自動車まわりの流れ解析における
		ポストプロセッシング(予定)
		加藤 由博・科野 佐代子 (豊田中央研究所)

問い合わせ先
	京都大学大型計算機センター研究開発部
	TEL. 075-753-7429
	     075-753-7417


7. 第46回研究セミナー開催の案内

標記セミナーを下記のとおり開催します。多数ご参加ください。

              記

テーマ : 超並列処理(2)
日  時 : 平成7年3月22日(水) 13:00 〜 16:45
場  所 : 京都大学大型計算機センター 3F 講習室
                   JR京都駅から市バス特17番で45分,農学部下車
                   京阪出町柳駅から東へ徒歩15分                  
講  演 :

  13:00〜14:30  第五世代コンピュータ技術とその未来像
                  内田 俊一 ((財)新世代コンピュータ技術開発機構研究所)

  14:30〜15:30  並列計算機アーキテクチャの目指すべき方向
                ---データフロー計算機とノイマン型並列計算機の使用経験から--- 
                  島田 俊夫 (名古屋大学 工学部)

  15:45〜16:45  超並列処理言語と細粒度並列処理アーキテクチャ
                ---データ並列とオブジェクト並列の融合をめざして---
                  雨宮 真人 (九州大学大学院総合理工学研究科)


問い合わせ先
          京都大学大型計算機センター研究開発部
          TEL.075-753-7408 又は 075-753-7417


8. 第47回研究セミナー開催の案内

標記研究セミナーを下記のとおり開催します。このセミナーでは、今年度停年退官
する本センター星野教授の最終記念講演があります。多数ご参加ください。

                 記

テーマ : 東洋学へのコンピュータ利用
日  時 : 平成7年3月27日(月) 10:00 〜 16:30
場  所 : 京都大学大型計算機センター 3F 講習室

講  演 : 
  
  10:00〜10:40  電子漢字の諸問題について
                 勝村 哲也 (京都大学人文科学研究所)

  10:40〜11:20  琉球外交文書『歴代宝案』における構文解析の試み
                 柴山 守 (大阪国際大学)

  11:20〜12:00  オブジェクト指向技法を適用した文書データベースの
                構築に関する考察
                 桶谷 猪久夫 (大阪国際女子大学)

  13:10〜13:50  全国文化財情報システム
                 伊東 太作 (奈良国立文化財研究所)

  13:50〜14:30  情報工学と考古学の融合 --- コンピュータ考古学
                 小沢 一雅 (大阪電気通信大学)
  
  14:30〜15:10  歴史民俗資料カードデータベースについて
                 照井 武彦 (国立歴史民俗博物館)

  最終講演
  15:30〜16:30  東洋学研究へのコンピュータ利用の研究と課題
                 星野 聰 (京都大学大型計算機センター)   


問い合わせ先
          京都大学大型計算機センター研究開発部
          TEL.075-753-7418(又は7417)