ニュース 1996 No.9
- 1. 後期からの運用時間について
- 2. ジョブクラスの制限値の緩和について
- 3. ファクシミリ出力サービスについて
- 4. 共用ファイルの月別使用容量の算出について
- 5. 利用者旅費申請について
- 6. プログラム講習会開催の案内
１０月 １日より、木曜日の館内利用時間を延長し，平成９年３月末まで下
記の通り後期運用時間帯となります。ご利用ください。
★1階端末室
月・水・木・金 9:00〜21:00
火 9:00〜16:30
土・日・祝 休み
★2階端末室／1階入出力室
月・水・木・金 9:00〜18:30
火 9:00〜16:30
土・日・祝 休み
★館外からのオンライン利用
月8:45〜火17:00
水8:45〜木24:00
金8:45〜土24:00
ただし，木曜日は、システムテストなどの作業のため運用終了時間を
繰り上げる場合があります。ログオン時のメッセージにご注意ください。
平成８年１０月２日(水)よりつぎのとおり各ジョブクラスの制限値を緩和します。
今回の制限値緩和で、長時間バッチジョブのＣＰＵ時間制限を１０時間に、また、
会話型ジョブではＴＳＳを３時間、アプリケーションサーバは２０時間など、ＣＰ
Ｕ時間制限を大幅に緩和します。
ジョブ種別一覧
1996年10月 2日から
----------------------------------------------------------------------
! ! 制 限 ! !
!ジョブ!-------------------------------------------------! 備考 !
!クラス! CPU時間 ! リージョン システム! EXCP ! !
! ! ! 最大 (標準) 記憶 ! 回数 ! !
!------+----------+----------------------+---------------+-----------!
! A ! 30 秒 !100 MB (40MB) 0 ! 20,000 ! !
! B ! 1 時間 !100 (40 ) 0 ! 200,000 !一般 !
! C ! 3 時間 !100 (40 ) 0 ! 500,000 ! ジョブ !
! I ! 10 時間 !400 (100 ) 400 MB !1500,000 ! !
!------+----------+----------------------+---------------+-----------!
! L ! 30 秒 ! 1 MB (1MB) 0 ! 30,000 !N-1 ジョブ !
!------+----------+----------------------+---------------+-----------!
! E ! 30 分 !100 MB (40MB) 0 ! 200,000 !スーパコン !
! F ! 3 時間 !800 (40 ) 2000 MB ! 500,000 ! ジョブ !
!------+----------+----------------------+---------------+ !
! P ! 1 時間 ! 200 MB 経過時間 90分! 500,000 * !VPP PE=1!
! ! ! ! ! !
! Q ! 10 時間 ! 200 MB 経過時間900分! 500,000 * ! !
! ! ! ! ! !
!------+----------+----------------------+---------------+ !
! R ! 1 時間 ! 200 MB x 10 ! 500,000 * !VPP PE=10!
! ! ! 経過時間 90分! ! !
! S ! 10 時間 ! 2000 MB x 10 ! 500,000 * !VPP PE=10!
! ! ! 経過時間900分! ! !
!------+----------+----------------------+---------------+-----------!
! TSS ! 3 時間 ! 100 MB (40MB) ! ! !
! ! ! ! ! !
!------+----------+----------------------+---------------+ !
! VPTSS! 30 分 ! 100 MB (40MB) ! ! !
! ! ! ! ! 会話型 !
!------+----------+----------------------+---------------+ !
!汎用 !標準 2分 ! 40 MB ! ! !
! UNIX !最大60分 ! 100 MB ! ! ジョブ !
!sakura! ! ! ! !
!------+----------+----------------------+---------------+ !
! UXP !標準 2分 ! 40 MB ! ! !
! !最大60分 ! 100 MB ! ! !
!------+----------+----------------------+---------------+ !
!アプリ!標準 30分 ! 100 MB ! ! !
!ケーシ!最大 ! ! ! !
!ョン ! 20時間 !2000 MB ! ! !
!サーバ! ! ! ! !
! apps ! ! ! ! !
!-----------------+--------------------------------------------------!
! 特殊ジョブ ! 特に制限は無いが、申請が必要 !
----------------------------------------------------------------------
標準 : 利用者が指定を省略した場合
最大 : 利用者が指定可能な最大許可量
* : 転送時にMSPでカウントされるEXCP回数
10月2日(水)より、MSPシステムでのファクシミリ出力で、Ｇ３ファクシミリに
加えＧ４ファクシミリ装置にも出力が可能となりました。これに伴い、ファクシ
ミリ出力先を学内内線に限っていたのを外線(日本国内に限る)にも出力が可能に
なりました。外線に出力した場合、1枚ごとにNLP出力と同等の課金(3円)されます。
ファクシミリ装置への出力要求は、FPRT,JPRT コマンドで行います。各コマン
ドの使い方は TSSのHELPコマンドで参照できます。
・データセットの場合
# FPRT データセット名 FAX番号
・ジョブ実行結果の場合
# JPRT ジョブ名 FAX番号
外線に出力する場合は、FAX番号の先頭に "0" を付加してください。なお、京
都(075)以外へ出力する場合は、市外局番から指定してください。
4.共用ファイルの月別使用容量の算出について
10月より共用ファイルの１ヶ月の使用容量は，ＭＳＰシステムとＵＮＩＸシ
ステム共に運用日毎にデータ収集を行い算出します。算出方法は以下のとおり
です。
(1) ＭＳＰ，ＵＮＩＸ共に１日１回運用日の定時に収集時点でのファイル使
用容量のデータを収集します。
(2) 共用ファイルの１ヶ月の使用容量は，(1)のデータをＭＳＰ，ＵＮＩＸ
毎に一ヶ月分累積し，平均を求めたシステム別のファイル使用容量を合算
します。
(3) (2)で算出した１ヶ月の使用容量により，負担金規定に基づいた逓減処
理を行い，その月のファイル金額を算出します。
(4) 課金支払コードは，月内最後の運用日時点にＭＳＰで設定されているフ
ァイル課金用支払コードを用います。設定されている支払コードが期限切
れ等で無効となっている場合は，他の有効な支払コードを用います。但し，
利用期限が，処理月内で切れている場合は有効とします。
課金支払コードの設定は，ＭＳＰシステムの ACTIDコマンドで確認および変
更することができます。
(1) 設定されている支払コードを確認する場合
(ジョブ，ファイル共に支払コードが 'Ａ' の場合)
＃ ＡＣＴＩＤ ＬＩＳＴ
*** INFORMATION **
JOB FILE
ACTID A A
(2) ファイルの課金支払コードを変更する場合
(ファイルの支払コードを 'Ｋ' に変更する場合)
＃ ＡＣＴＩＤ ＦＩＬＥ(Ｋ)
ＵＮＩＸシステムから課金支払コードを変更する場合は TELNETでＭＳＰに繋
いでから上記の作業を行ってください。
(手順１) TELNETでＭＳＰに繋ぎます。
sakura% telnet kuma.kudpc.kyoto-u.ac.jp
(手順２) ターミナルタイプを選択します。
PLEASE KEY IN "TERMINAL TYPE" (E:END,%X:XTERM6683,NULL:HELP) ---> 1
(手順３) 利用者番号とパスワードを入力します。
ENTER USER-ID -
A59999
PASSWORD ?
今年度，本センター計算機利用のための出張旅費の支給を希望
される方は, 所定の申請書に必要事項を記入の上，下記期限まで
に共同利用掛あてお知らせください。
利 用 期 限 : 平成 9年 3月14日(金)
受 付 期 限 : 平成 9年 1月24日(金)
問い合わせ先 : 共同利用掛 075-753-7407
14)Fortran90
開催期間 : 平成 8年10月18日(金)
受付期間 : 平成 8年 9月25日(水)〜10月11日(金)
内 容 : Fortran77プログラマを対象に、Fortran90で新たに採り入れ
られた構文や機能を中心にFortran77からFortran90へ移行す
るのに必要な事柄、および、本センターでのFortran90の使
い方について解説します。
講習用テキストはセンターで用意します。また、講習は講義
のみであり実習の予定はありませんのでご了承願います。
15)SAS-統計パッケージ-
開催期間 : 平成 8年10月24日(木)，25日(金)
受付期間 : 平成 8年10月 1日(火)〜10月17日(木)
内 容 : １日目：ＤＡＴＡステップを中心にＳＡＳでのデータの処理方法等
基本的な利用を解説します。
午後からは実習を行います。
２日目：ＳＡＳでデータ解析をするうえで，比較的よく利用される
プロシジャを中心にプログラムを通して解説します。
午後からは実習を行います。
１日のみの受講も結構ですが，申し込み時にその旨を記入してくだ さい。
16)LaTeX入門
開催期間 : 平成 8年10月30日(水)
受付期間 : 平成 8年10月 7日(月)〜10月22日(火)
内 容 : 文書清書システム LaTeX の基礎的な内容についての解説と実習を
行います。
17)AVS入門
開催期間 : 平成 8年11月 1日(金)
受付期間 : 平成 8年10月 9日(水)〜10月25日(金)
内 容 : 汎用データ可視化システムの一つであるＡＶＳの概要、使用
方法、基本操作、ならびに簡単なデータの作成等の解説、お
よび実習を行います。
実習を希望される方は、申し込み時にその旨お申し出ください。
・各回とも原則として受講者定員は30名です。
・講習会は原則として午前10時30分から午後4時までです。
・講習会会場は, 京都大学大型計算機センター3階講習室です。
・受講申し込みは，Tel.075-753-7407,7424 またはセンター3階の受付カウンターで。
www@kudpc.kyoto-u.ac.jp