年度末および年度始めの運用日程は下記のとおりです。
<年度末>
<年度始め>
4月1日(水)から、平常どおり運用します。
平成10年度も、前期CPU定額利用申請の受付を行います。
これは、計算機システムの比較的すいている4月〜9月までの間演算経費(CPU利用金額)に限り、申請額(10万円)の負担により、その10倍(100万円)まで利用できるものです。
申請及び利用要領は下記のとおりです。多数ご利用ください。
記
<申請について>
申請受付期間 | 平成10年3月2日(月)〜平成10年4月10日(金) |
申請方法 | TSSコマンドまたはe-mailによる TSSコマンドの場合 コマンド名 teigaku e-mailの場合 アドレス teigaku@kudpc.kyoto-u.ac.jp (詳細については「前期CPU定額利用の申請コマンド及びメールについて」を参照) |
申請額 | 一つの支払いコードにつき10万円。ただし、今年度は前期CPU定額利用のできる支払コードは校費のみですのでご注意ください。 |
申請の承認 | 申請が承認された場合は、4月上旬までに承認書を送付します。 |
申請の取消 | 申請受付期間内であれば取消ができます。 申請受付期間終了後の取消はできません。 |
申請条件 |
|
* 実際の利用負担金の請求額は、演算経費(CPU利用金額)のほか共用ファイルに関わる額、出力に関わる額等が加算されますので10万円を超える額が必要となります。ご注意ください。
<前期CPU定額利用の利用要領>
本定額利用は、定額申請額の10倍の計算を保証するものではなく、定額利用申請者が、4月〜9月の期間において、10万円を超えて利用した演算経費について、100万円までの部分は請求しないということです。
また、演算経費以外については規程どおりの負担金とし、定額利用の対象とはなりません。
ジョブの負担金は、ジョブを投入した時点ではなく、ジョブが終了した時点(出力を含む。)で確定します。
したがって、9月に投入したジョブを10月まで持ち越した場合は、10月分の負担金として通常の負担金計算がされますので注意してください。
定額利用申請は、申請が承認された4月以降において、取消の申し出があっても受理できないので、十分留意のうえ申請してください。
* 不明な点は、共同利用掛までお問い合わせください。Tel.075-753-7407,7424
前期CPU定額利用の申請は、TSSコマンド又はe-mailで平成10年3月2日(月)〜4月10日(金)の間に行ってください。
1.TSSコマンド名は teigaku です。
コマンドを実行し、入力促進に従い、処理の種類、支払コードを入力し、申請内容を確認後申請するを選択すると申請用データがセンター側に送付されます。
但し、指定した支払コードの予算額の残が10万円未満の場合や、校費以外の支払コードが指定された場合は、受付られません。
実行例 :
# teigaku
<<<<<<
定額利用申請 >>>>>>
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
+ 利用者番号 ===> A99999 +
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
支払コード ====> A
総利用見込額 ====> 200000 円
第2センター利用見込額計 ====> 30000 円
(1) 処理の選択
*********************************************************
* 1: 新規 2: 訂正
*
* 3: 取消 9: 終了
*
*********************************************************
処理は? : 1
(2) 支払いコードは?
*********************************************************
* A-F : 国立大学校費
*
* G-J : 公/私立学校校費 9 : 終了
*
*********************************************************
支払いコード入力 : A
定額申請の確認
利用者番号 ====> A99999
支払コード ====> A
定額の額 ====> 100000 円
1: 申請する 2: 申請しない
? : 1
*********************************************************
* 定額申請受付終了
*
*
審議の上承認された場合は後日承認書を送付いたします。 *
*********************************************************
2.メールによる申請
メールアドレスは teigaku@kudpc.kyoto-u.ac.jp です。本文が申請区分、利用番号と申請の支払コードのみのメールを送ってください。申請区分はteigaku:です。申請取消は cancel-teigaku:です。
{メール例}
3.前期CPU定額利用承認について
4月上旬に、前期CPU定額利用承認書を送付します。
4.留意事項
4月10日以降は申請の取消はできません。
昨年度末に、装置故障が発生し部品交換などで対応しましたが、ご利用の少ない装置でもあり、使用できる間は運用いたしますが、故障再発のおりには運用を停止いたしますので、ご了承ください。
colorプリンタ(1階X端末室)への出力変更方法などについてはプログラム相談室またはconsult@kudpc.kyoto-u.ac.jp でご相談ください。
INSPEC関連データベースは物理学、電気工学、電子工学、計算機、制御工学関係の文献情報です。データベースの運用上、最近10年分のデータはINSPECA,INSPECB,INSPECCで運用し、それ以前の遡及データはOLDINSPA,OLDINSPB,OLDINSPCというデータベースで運用しております。
現在は1988年以降のデータがINSPEC(A,B,C)に入っていますが、1998年分のデータを入手しだい、最も古いデータ(1988年のサブファイル、A88,B88,C88)をOLDINSP(A,B,C)データベースへ移行します。移行は4月1日に行う予定です。4月2日からは新しいサブファイル構成となりますので、ご注意ください。なお、サブファイル構成の情報はRS>モードにおいてSHOW
DBコマンドで確認することができます。ご利用ください。
<データベースの呼出し方法(INSPECAの場合)> <MSPシステム>
# IRS INSPECA
<サブファイル情報の確認方法(INSPECAの場合)>
RS> SHOW DB(INSPECA)
データベースCNMRPは高分子Carbon-13核磁気共鳴データに関する文献情報(実験データなどを含む)です。1998年1月27日のデータ更新では200件追加し、合計5,835件となりました。ご利用ください。
なお、いままで高分子化合物の略名としてCNMRPで使用しているREFCOD(レファレンス・コード)を分りやすくするために、昨年(1997年3月)から分かち書き用項目FRAG(FRG)を併用しています。これを用いて検索するにはキーワードの前後を引用符(’)で囲みます。
<データベース呼出しおよび検索例> <KUMAシステム>
# irs cnmrp <--- データベースCNMRPの呼出し
(例1)ポリメタクリル酸メチルを検索する。 PMMAのFRAG項目での記述は P:M.MA と記述されている。
RS> sea frg 'P:M.MA' <--- 項目FRGが「P:M.MA」のものを検索
(例2)メタクリル酸メチル-スチレン共重合体 C:M.MA-STまたはC:MMA-STを検索する。
RS> sea frg 'C:M.MA-ST' or 'C:MMA-ST' <---項目FRGが「C:M.MA-ST」「C:MMA-ST」のものを検索
データベースCHINA3は東洋学に関する文献目録情報です。今回、1995年に出版された文献の目録情報9,549件を1998年2月2日に追加し、合計件数は274,703件となりました。ご利用ください。なお、本データベースの詳しい検索方法の資料をご希望の方は京都大学人文科学研究所附属東洋学文献センター(Tel.075-753-6995)までお問い合わせください。
<データベースの呼出し方法> <MSPシステム>
# IRS CHINA3
また,Web からも利用できます。URLはhttp://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Services/DataBaseServices/china3.htmlです。
予てよりお知らせしていましたとおり、データベースCSDのバージョン5.06版の運用を1998年3月末をもって廃止いたします。ご了承ください。なお、最新バージョンはアプリケーション・サーバappsシステムで運用していますのでご利用ください。
<データベースの呼出し> <appsシステム>
alba% csd | <--- データベースCSD の呼び出し |
CSD> quest -j example | <--- quest プログラムの起動 |
> | <--- 検索コマンド入力モード |
> exit | <--- 検索コマンド入力モードの終了 |
CSD> exit | <--- CSD の終了 |
alba% |
CSD の利用ガイドを Web で見ることができます。URLはhttp://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Services/DataBase/csd/です。
データベースJMARCのデータ更新を1998年1月受け入れデータ分より停止します。これは国会図書館の入力データ形式が1998年1月から変更されたためです。ご了承ください。
(代替措置)
データベースTOSHOは来る1998年3月末をもって運用を廃止します。ご了承ください。
(代替措置)
京都大学付属図書館の目録検索システム(OPAC)を利用してください。検索はWebから利用が可能で、「詳細検索画面」ページでの利用が適当です。当画面で図書館コード欄に大型計算機センターを示す部局コードを数字で「69」を指定してください。
検索画面のURLはhttp://kensaku.libnet.kulib.kyoto-u.ac.jp/です。
1998年3月末をもってuxpからVPP500(並列ベクトル計算機)へのNQSジョブ投入を廃止する予定です。これに伴いuxpでは、次のコマンドが使用できなくなります。
・frtpx | : UXP/M VPP FORTRAN77 EX/VP 及び EX/VPP コンパイラ |
・frtvcc | : UXP/M VPP C/VP コンパイラ |
・qsub | : NQSジョブ投入用コマンド |
・qstat | : NQSジョブ状況表示コマンド |
・qdel | : NQSジョブキャンセルコマンド |
なお、VPP500へのNQSジョブ投入は、abacus(会話型ベクトル計算機)からお使いいただけます。abacusでのNQSに関するコマンドは、
・frt | : UXP/V Fortran90/VPP コンパイラ |
・vcc | : UXP/V C/VP コンパイラ |
・qsub | : NQSジョブ投入用コマンド |
・qsh | : 会話的なNQSジョブ投入用コマンド |
・qstat | : NQSジョブ状況表示コマンド |
・qs | : NQSジョブ状況表示コマンド( 簡易指定版) |
・qdel | : NQSジョブキャンセルコマンド |
・gsize | : グローバル変数の大きさを知るコマンド |
です。abacusからのNQSジョブ投入に関するドキュメントや、NQS用のスクリプト集が、abacusの/usr/local/Doc/の下に用意してあります。また、センターのホームページの『ハイパフォーマンスコンピューティング』もご覧ください。
http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/HPC-WG/
大学間ネットワークジョブ用のジョブクラス Lは、3月末で廃止いたします。以後は標準ジョブクラスAあるいはB等をご利用ください。
以下の装置は、機器の寿命による故障などのため1月末で運用を停止しました。
本センター主催の第59回研究セミナー「東洋学へのコンピュータ利用」を、下記のとおり開催致します。奮ってご参加ください。
記
京都大学大型計算機センター第59回研究セミナー「東洋学へのコンピュータ利用」
日時: 平成10年3月27日(金)10:00〜16:45
場所: 京都大学大型計算機センター3階講習室
プログラム:
10:00〜10:05 開会あいさつ 勝村 哲也(京都大学人文科学研究所) | |
(第1部)10:05〜12:05 座長 勝村 哲也 | |
10:05〜10:45 | インターネットを利用した古典文書検索システムの実現 |
桶谷 猪久夫(大阪国際女子大学) | |
10:45〜11:25 | 新潮文庫にみる大漢和にない漢字 |
安岡 孝一(京都大学大型計算機センター) | |
11:25〜12:05 | 異体字・外字を含む電子化テキストの諸問題と検討 ――琉球関連史料における事例と検索システム「電字眼」の開発―― |
柴山 守(大阪市立大学) | |
(第2部)13:00〜15:00 座長 桶谷 猪久夫 | |
13:00〜13:40 | 公文書館システムの動向 |
横山 伊徳(東京大学史料編纂所) | |
13:40〜14:20 | 計算機による浮世絵作者識別――顔輪郭線からのアプローチ―― |
山田 奨治(国際日本文化研究センター) | |
14:20〜15:00 | 画像データベースと画像処理 |
原 正一郎(国文学研究資料館) | |
(第3部)15:20〜16:40 座長 安岡 孝一 | |
15:20〜16:00 | インターネット漢英辞典、仏教用語漢英辞典のコンピュータ利用とその発展に関して |
A・チャールズ・ミュラー(東洋学園大学) | |
16:00〜16:40 | インターネットによる国際的文化比較とその限界 ――日本とイギリスの場合―― |
星野 聰(京都大学名誉教授) | |
16:40〜16:45 閉会あいさつ 金澤 正憲(京都大学大型計算機センター) |