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ニュース 2001 No.1
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従来より3月、8月は学休期として館内サービス時間を18時30分まで、館外サービス時間を24時までとしておりましたが、利用者の方々から館外サービス延長の要望が強く寄せられました。
種々検討の結果、3月の館外サービスは、他の月と同じ24時間サービスを行うことになりましたので、せいぜいご利用ください。
平成13年1月21日(日)は空調設備の定期保守のため、下記の時間計算機サービスを休止いたします。
記
日時: 平成13年1月21日(日) 午前7:00〜17:00 休止する計算機サービス:全て なお、空調設備の定期保守終了後、計算機サービスを再開いたします。
1月10日より、AVSがレベルアップされています。
これは、AVS/Express(Viz,Developer共通)の最新バージョンである AVS/Express5.1です。レベルアップとして、次の機能が追加されています。
- 1) カラーマップエディタ機能
- データマップの色情報を修正するためのモジュールColormapEditor が追加されました。
- 2) 配列データ処理の強化
- マルチブロック、マルチグリッドやフィールドの配列データ構造の処理を高速に行うためのモジュールが追加されました。従って、配列の中にあるフィールドの数が多い時に発生していたパフォーマンスの問題を解決しています。
- 3) True Scale(実スケール)のプリント機能
- 指定された大きさ(実スケール)で物体を印刷する機能が追加されました。描かれたサイズを正確に出力するため、直接計測できる画像を作成することができます。以下の新しいモジュールにTrueScaleプリント機能が提供されています。
- Uts_print_editor
- UtsPrintEditor
ご利用ください。
(システム業務掛)
計算材料設計システムのMASPHYCが1月10日よりレベルアップしています。
これはプリ・ポストプロセッサであるMASPHYC/WBとシミュレータ部分のMASPHYC/MDのレベルアップです。
レベルアップの項目(追加機能)は、次のように主に5つあります。その他、ポテンシャルライブラリも追加されています。
- 高速SHAKEアルゴリズムの採用
- 近接粒子登録法(neighbor table)のshell厚設定
- 2体力長距離補正の体積依存
- 原子の受ける力を出力
- ファイル出力レベルの設定
今回のレベルアップに伴い、既にMASPHYCを利用されている方は、MASPHYC/MDのモジュールを新たに指定する必要があります。
利用者は、メニューウインドウ(MDmanager)のHost EnvironmentのModule欄のMDV03L02をMDV03L03に変更する必要があります(最初の1回のみ)。
但し、初めての利用者は不要です。詳細は、広報2月号(Vol.34,No.1)を参照ください。
(システム業務掛)
データベースCSDは主に有機金属化合物の結晶構造解析に関する文献情報および結晶構造データを蓄積したデータベースです。
今回、レベルをV5.19からV5.20にアップしました。データ件数は9,052件の追加があり、225,192件となりました。レベルアップは2000年12月21日に行いました。
<データベース環境の呼出し方法> <sppシステム> spp% csd <--- csdの起動 CSD> quest -j test1 <--- questの呼び出し(注: CSD> の促進文字に続けてCSDのプログラム(quest,pluto,gstat,vista)が利用できます。また、unixコマンドも利用できます。)
<データベースの終了方法> CSD> exit<参考資料>
解説資料は以下のWWWのURLの内容も参考にしてください。
なお、ブラウザにはjavaを有効にしてご覧ください。
(システム業務掛)
科学研究費補助金(以後科研費という)・産学連携等研究費による利用期限は次のとおりです。
科学研究費補助金: 2月15日(木) 産学連携等研究費: 2月25日(日) 科研費・産学連携等研究費での利用ジョブは利用期限までに出力を含め、終了させてください。
なお、利用期限までに終えていない場合は、実行待ち及び実行中のジョブについてはジョブキャンセルを行ないます。また、出力待ちジョブについては、強制出力を行ない、センターの返却棚に返却します。
月額で課金算定を行っているファイル、PPP、データベースについては、科研費・産学連携等研究費の支払コードのみの利用者は、利用期限までの利用に対して課金請求をします。
科研費以外の支払コードを持っている場合は、その支払コードで2月末日に月額課金算定を行います。
センター名 | 申請種類別 | 所属センターとしての 受付期間 |
第二センターとしての 受付期間 |
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北大 センター |
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東北大 センター |
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東大 センター |
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名大 センター |
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京大 センター |
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阪大 センター |
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九大 センター |
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国立 情報学研 |
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注) 東京大学情報基盤センターは、超並列型スーパーコンピュータ及び汎用大型コンピュータの更新を行うため、平成13年2月25日から平成13年3月31日までの期間はサービスを休止します。
本センター研究開発部主催の研究発表会を下記のとおり開催いたします。多数ご参加ください。
なお、当日のプログラムは、次号(2月20日号)のニュースでお知らせすると同時に、1月末にはWebに掲載いたします。
記 日 時 : 平成13年2月22日(木)10:00〜 場 所 : 京都大学大型計算機センター講習室(3階)
平成13年度第1期CPU定額利用申請の受付を、平成13年3月1日(木)〜平成13年4月20日(金)に行う予定です。
これは、演算経費(CPU利用金額)に限り、申請額(1口:10万円)の負担により、その申請額の5倍(50万円)まで利用できるものです。
詳しい内容、申請及び利用要領は次号(2月20日号)のニュースでお知らせします。
第5地区ネットワークNCA5の現状について、意見の交換や報告を行う連絡会を下記のとおり開催しますので、多数ご参加ください。NCA5に加入されている機関の責任者、IPネットワークに参加を希望される第5地区に属する機関でその機関のキャンパスネットワークを担当されている(される)方々の参加を歓迎します。
なお、NCA5の第9回総会もこの連絡会の中で開催する予定です。
準備等の都合もありますので、出席を希望される方は2月13日(火)までに本センターネットワーク掛(Tel:075-753-7432、Fax:075-753-7450、 E-mail:secretary@nca5.ad.jp )までお申し込みください。
記 日 時 : 平成13年3月1日(木)午後2時から午後5時まで 場 所 : 京都大学大型計算機センター講習室(3階)
平成13年度開発計画の前期分を下記のとおり募集します。
開発計画は、比較的短期間に成果が多数の利用者に還元されるプログラム・ライブラリまたは、共用データベースの開発・作成を目的としています。したがって、その開発計画に汎用性のあることが必要となります。本計画のための利用負担金は、原則としてセンター負担となっています。詳しくは、 http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Kaihatsu/ をご覧ください。
記 応募資格 本センターの有資格者 受付期間 平成13年1月19日(金)〜平成13年2月21日(水) 汎用性の基準
- 開発の成果が複数の異なる研究分野において利用され得ること。
- 開発計画がセンターのプログラム・ライブラリ及び共用データベースに登録されて相当多数の利用者に使用されるか、または、センターの運用・業務等を通じて間接的に利用者の利益として還元され得るもの。
申請方法 所定の申請書を共同利用掛まで提出してください。申請書は、共同利用掛へ請求してください。
(Tel:075-753-7407,7424、 e-mail:kyodoriyo@kudpc.kyoto-u.ac.jp )
下記の利用の手引きを発行しました。2階事務室共同利用掛で配布していますのでご利用ください。
(共同利用掛; Tel:075-753-7407,7424、 e-mail: kyodoriyo@kudpc.kyoto-u.ac.jp )
- 「利用の手引き―MSPバッチ処理篇―」(2000.11)
- 「利用の手引き―アプリケーション編―」(2001. 1) (1月下旬発行予定)