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ニュース (全国共同利用版)
2003年1月号
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下記日程で、全ての計算機のサービスを休止します。
(1) 2月1日(土) 7:00 から 19:00 まで
(2) 3月31日(月) 8:30 から 4月1日(火) 8:30 まで
平成15年度の計算機サービス開始は、4月1日(火)8:30からとなります。
<1> 平成15年度大口定額利用(試行)について
平成15年度も大口定額利用制度の試行を引続き実施します。
なお、平成15年度より、科研費など年度途中で確定する費目との合算で、本試行制度の申請を検討される場合、校費費目で50万円以上を負担いただくことで、先行予約申請を認めます。これは本試行制度で、年度当初から計画的なセンター利用を可能にするための処置です。
1)利用要項
(1)申請者は本センターを所属センターとする支払責任者に限られます。
(2)申請額は100万円以上です。
(3)申請額には複数費目(校費、科研費、産学連携経費など)を合算することも可能です。
(4)申請者(支払責任者)が、この制度を利用すると申請した利用者の利用負担額の総額が
申請額の5倍までの利用を認めます。
(5)利用負担額には、各利用区分共通負担額を含む利用に係る全ての経費を含みます。
(6)利用期限は、承認日より当該年度末までとします。
(7)本制度の申請費目での第二センター登録およびCPU定額利用制との併用も認められ
ませんので、ご注意ください。
2)申請について
(1) 受付期間 平成15年3月3日(月)から平成15年11月28日(金)まで
(2) 申請方法 「大口定額利用申請書」に必要事項を記入のうえ全国共同利用掛に提出
3)その他
大口定額利用制度の申請に当たっては、事前にコンピューティング掛にご相談ください。詳細は、下記URLを参照してください。
http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Oguchi/oguchi.html
<2> 平成15年度のホームページサービスの試行について
平成14年度に引き続いて以下のとおり行います。ご利用ください。
1. サービスの概要
本サービスは、利用者が管理するホームページを京都大学学術情報メディアセンター(以下「本センターという。」)の大型計算機システムに設置し、仮想ホスト機能を用いて公開するサービスです。これにより、専用の計算機を用意することなく研究室などのドメイン名でホームページを公開することができます。
2. サービスの内容
(1)
仮想ホスト機能により設定するドメイン名は、学術研究の目的に沿ったものに限ります。なお、1申請につき1ドメイン名とします。
(注)申請者は、所属部局等のDNS管理者へ仮想ホスト名にIPアドレスを対応づけるように承認を得ておいてください。また、DNS設定などの申請に関する手続きについても申請者が行ってください。
(2)
本サービスではCGI(Common Gateway
Interface)については利用できません。ただし、アクセスカウンター及びログ参照機能については本センターから提供します。
(3)
ホームページのディスク容量は、500MB以内です。
3. 申請資格
本サービスを利用できる人は、本センターの大型計算機システムの有資格者です。
4. 申請方法
申請は、Webページからの申し込みとします。申し込みには利用申請をして,承認された利用者番号が必要です。
http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Information/vhost/
5. サービスに関わる経費
月額2,000円です。なお、本サービスのみを利用する場合においても基本経費の月額1,000円が加算されます。継続性の観点から校費の支払いとなります。
6. コンテンツの作成
(1)
本ホームページの作成・管理については、利用者の責任で行ってください。
(2)
ホームページの更新の具体的な方法については、申請許可後に、ご相談します。
(3)
ホームページの掲載記事については、研究・教育活動を支援する学術情報ネットワークの目的に沿ったものに限ります。なお、目的外であると本センターが判断した場合は、サービスを停止することがあります。
7. メールに関する扱い
仮想ホスト名宛のメールは全て、利用者番号@sakura.kudpc.kyoto-u.ac.jpへ転送します。
8. 問い合わせ先
データベース掛(TEL:075-753-7412, db@media.kyoto-u.ac.jp)までお問い合わせください。
計算サーバ(spp)で運用している各種の実験データを可視化し分析するためのツールである「Tecplot」のバージョンを9.0から9.2に上げ、1月22日(水)からサービスいたします。
1. General Text Loaderの搭載
2. 新しいツール(Extrude等)を追加
3. プロット近似モードを追加
4. 2D等高線図の生成を追加
5. アニメーションとイメージのエクスポートの高速化
6. 複数ゾーンでの高速描画の実現
7. データ・ローダー・オプションの改善
8. タイトル行の枠長が可変となった
9. マクロ言語の機能拡張
10. 色調の機能拡張
11. 等高線図の塗りつぶし機能の向上
12. 数値入力による切断面の正確な移動
詳細については、以下をご覧ください。
Tecplotの使用方法については、以下をご覧ください。
http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Service/Application/tecplot/
科学研究費(以後科研費という)・産学連携等研究費による利用期限は次のとおりです。
科 研 費:2月15日(土)
産学連携等研究費:2月25日(火)
科研費・産学連携等研究費での利用ジョブは利用期限までに出力を含め、終了させてください。
なお、利用期限までに終えていない場合は、実行待ち及び実行中のジョブについてはジョブキャンセルを行います。また、出力待ちジョブについては、強制出力を行ない、センターの返却棚に返却します。
月額で課金算定を行っているファイル、PPP、データベースについては、科研費・産学連携等研究費の支払コードのみの利用者は、利用期限までの利用に対して課金請求をします。
科研費以外の支払コードを持っている場合は、その支払コードで2月末日に月額課金算定を行います。
センター名 |
申
請 種 類 別 |
所属センターとしての 受 付 期 間 |
第二センターとしての 受 付 期 間 |
北大センター |
H14年度 新規・追加 |
〜 H15. 3.28 |
〜 H15. 3.28 |
〃 変更・取消 |
〜 H15. 3.28 |
〜 H15. 3.28 |
|
H15年度への継続 |
H15. 2. 3 〜 H15. 4.15 |
H15. 2. 3 〜 H15. 3.20 |
|
H15年度 新規・追加 |
H15. 3. 1 〜 |
H15. 4. 1 〜 |
|
〃
変更・取消 |
H15年度運用開始日〜 |
H15年度運用開始日〜 |
|
東北大 センター |
H14年度 新規 |
〜 H15. 3.31 |
〜 H15. 3.30 |
〃 変更・取消 |
〜 H15. 3.31 |
〜 H15. 3.30 |
|
H15年度への継続 |
自動継続 |
H15. 2. 3 〜 H15. 3.20 |
|
H15年度 新規 |
H15. 4. 1 〜 |
H15. 4. 1 〜 |
|
〃 変更・取消 |
H15. 4. 1 〜 |
H15. 4. 1 〜 |
|
東大センター |
H14年度 新規・追加 |
〜 H15. 2.28 |
〜 H15. 2.28 |
〃 変更・取消 |
〜 H14年度最終運用日 |
〜H14年度最終運用日 |
|
H15年度への継続 |
H15. 2. 3 〜 H15. 3.14 |
H15. 2. 3 〜 H15. 3.20 |
|
H15年度 新規・追加 |
H15. 3. 3 〜 |
H15年度運用開始日〜 |
|
〃 変更・取消 |
H15年度運用開始日〜 |
H15年度運用開始日〜 |
|
名大センター |
H14年度 新規・追加 |
〜 H15. 2.28 |
〜 H15. 2.28 |
〃 変更・取消 |
〜 H15. 3.25 |
〜 H15. 3.25 |
|
H15年度への継続 |
H15. 2. 3 〜 |
H15. 2. 3 〜 H15. 3.20 |
|
H15年度 新規・追加 |
H15. 2.12 〜 |
H15. 4. 1 〜 |
|
〃 変更・取消 |
H15. 4. 1 〜 |
H15. 4. 1 〜 |
|
京大センター |
H14年度 新規・追加 |
〜 H15. 3. 3 |
〜 H15. 3. 3 |
〃 変更・取消 |
〜 H14年度最終運用日 |
〜H14年度最終運用日 |
|
H15年度への継続 |
H15. 2. 3 〜 H15. 3.20 |
H15. 2. 3 〜 H15. 3.20 |
|
H15年度 新規・追加 |
H15. 3. 3 〜 |
H15年度運用開始日〜 |
|
〃 変更・取消 |
H15年度運用開始日〜 |
H15年度運用開始日〜 |
|
阪大センター |
H14年度 新規・追加 |
〜 H14年度最終運用日 |
〜H14年度最終運用日 |
〃 変更・取消 |
〜 H14年度最終運用日 |
〜H14年度最終運用日 |
|
H15年度への継続 |
H14.12中旬〜 H15. 3.26 |
H15. 2. 1 〜 H15. 3.20 |
|
H15年度継続の変更・取消 |
H15. 1. 6 〜 H15. 3.26 |
H15. 2. 1 〜 H15. 3.20 |
|
〃 新規・追加 |
H15. 1. 6 〜 |
H15. 4. 1 〜 |
|
〃 新規の変更・取消 |
H15. 1. 6 〜 |
H15. 4. 1 〜 |
|
九大センター |
H14年度 新規・追加 |
〜 H15. 2.28 |
〜 H15. 2.28 |
〃 変更・取消 |
〜H14年度最終運用日 |
〜H14年度最終運用日 |
|
H15年度への継続 |
H15. 2. 1 〜 H15. 3.20 |
H15. 2. 1 〜 H15. 3.20 |
|
H15年度 新規・追加 |
H15. 3. 8 〜 |
H15年度運用開始日〜 |
|
〃 変更・取消 |
H15年度運用開始日〜 |
H15年度運用開始日〜 |
|
国立 情報学研 |
H14年度 新規・追加 |
〜 H15. 3.27 |
〜 H15. 3.27 |
〃 変更・取消 |
〜 H15. 3.27 |
〜 H15. 3.27 |
|
H15年度への継続 |
自動継続 |
H15. 2. 1 〜 H15. 3.20 |
|
H15年度 新規・追加 |
H15. 4. 1 〜 |
H15. 4. 1 〜 |
|
〃 変更・取消 |
H15. 4. 1 〜 |
H15. 4. 1 〜 |
※阪大センターは,平成14年度年度末処理日は,3月27日,28日を予定しています。
平成15年度、CPU定額利用申請の受付を下記のとおり行います。
これは、演算経費(CPU利用金額)に限り、申請額(1口:10万円)の負担により、その申請額の5倍(50万円)まで利用できるものです。
今年度は4月〜11月までの期間を、第1期(4月1日〜7月31日)、第2期(8月1日〜11月30日)に分けて受付けます。ただし、第1期、第2期はそれぞれに申請が必要です。
多数ご利用ください。
[第1期]
申請受付:平成15年3月3日(月)〜平成15年4月21日(月)
利用期間:平成15年4月1日(火)〜平成15年7月31日(木)
[第2期]
申請受付:平成15年7月1日(火)〜平成15年 8月21日(木)
利用期間:平成15年8月1日(金)〜平成15年11月30日(日)
なお、「平成15年度CPU定額利用申請」の詳細は、
ホームページ(http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Information/teiga14.html)をご覧ください。
第5地区ネットワークNCA5の現状について、意見の交換や報告を行う連絡会を下記のとおり開催しますので、多数ご参加ください。NCA5に加入されている機関の責任者、IPネットワークに参加を希望される第5地区に属する機関でその機関のキャンパスネットワークを担当されている(される)方々の参加を歓迎します。
なお、NCA5の第11回総会もこの連絡会の中で開催する予定です。
準備等の都合もありますので、出席を希望される方は1月27日(月)までに本センターネットワーク掛(Tel:075-753-7432、Fax:075-753-7450、E-mail:secretary@nca5.ad.jp)までお申し込みください。
日 時 : 平成15年2月3日(月) 14:00〜17:00
場 所 : 京都大学学術情報メディアセンター(北館)3階講習室
プログラム : 開会の辞
NCA5の現況報告、新規加入機関の紹介
話題提供
「京都大学学術情報メディアセンターについて」
京都大学学術情報メディアセンター センター長 松山隆司
「京都デジタル疎水ネットワーク(仮称)の整備について」
京都府 企画環境部 企画参事(IT推進担当)課長補佐 原田 智氏
「情報通信ネットワーク『京都ONE構想』と大学情報ネットワークの
京都市総合企画局情報化推進室情報政策課 中村好宏氏
(財)京都高度技術研究所 星野 寛氏
「大学におけるセキュリティーポリシーの考え方」
京都大学学術情報メディアセンター 教授 金澤正憲
「学術情報メディアセンターにおけるコンテンツ作成支援サービスの
京都大学学術情報メディアセンター 助教授 角所 考
参加各機関からの現況報告
閉会の辞
京都大学学術情報メディアセンターでは、下記のとおり研究セミナーを開催する予定です。
詳細は、2月のニュースでお知らせしますが、奮ってご参加くださいますようご案内します。
なお、参加無料で、特に参加資格の制限はありません。
1) 日本におけるグリッドコンピューティングの動向
日時:平成15年3月17日(月)午後1時〜
場所:京都大学学術情報メディアセンター北館 3階講習室
(旧 大型計算機センター)
講演者と演題(予定)
建部修見(産業技術総合研究所 グリッド研究センター): GFarm計画と現状
福田正大、樋口健二(日本原子力研究所 計算科学技術推進センター): ITBL計画と現状
2) 東洋学へのコンピュータ利用
日時:平成15年3月28日(金)午後1時〜
場所:京都大学学術情報メディアセンター北館 3階講習室
(旧 大型計算機センター)
詳細については、ここ http://kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/seminars/oricom/ をご覧ください。
13年間大型計算機センターの研究セミナーとして開催されてきましたが、今年は、人文
科学研究所附属漢字情報研究センターの主催、学術情報メディアセンターの共催となります。
3) ビジュアルデータマイニングの動向
日時:平成15年3月28日(金)午後1時〜
場所:京都大学学術情報メディアセンター南館会議室201
(旧 総合情報メディアセンター)
講演者と演題(予定)
藤代一成(お茶の水女子大学): VSTに基づく時系列ボリュームデータマイニング手法
古川雅人(九州大学):特異点を使ったビジュアルデータマイニング
村木茂(産業総合研究所):VGクラスタを使った高速ボリュームレンダリング
学術情報メディアセンター主催のシンポジウムを下記のとおり開催いたします。
詳細はhttp://www.media.kyoto-u.ac.jp/event/sympo-2003/index.phpをご参照ください。
記
日 時:平成15年2月20日(木)10:00〜(予定)
場 所:京都大学学術情報メディアセンター 北館(3階講習室)
平成15年度開発計画の前期分を下記のとおり募集します。
開発計画は、比較的短期間に成果が多数の利用者に還元されるプログラム・ライブラリまたは、共用データベースの開発・作成を目的としています。したがって、その開発計画に汎用性のあることが必要となります。本計画のための利用負担金は、原則としてセンター負担となっています。詳しくは、http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Kaihatsu/
をご覧ください。
記
応募資格 本センターの有資格者
受付期間 平成15年1月21日(火)〜 平成15年2月20日(木)
汎用性の基準 1.開発の成果が複数の異なる研究分野において利用され得ること。
2.開発計画がセンターのプログラム・ライブラリ及び共用データベースに登録
されて多数の利用者に使用されるか、または、センターの運用・業務等を通
じて間接的に利用者の利益として還元され得るもの。
申請方法 所定の申請書を全国共同利用掛まで提出してください。申請書は、全国共同利用
掛へ請求してください。
(Tel:075-753-7407,7424、e-mail: kyodoriyo@kudpc.kyoto-u.ac.jp)