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ニュース (全国共同利用版)

2005年3月号
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1.    年度末作業に伴うサービス休止について(再掲)

2.    平成17年度大口定額利用について

3.    平成17年度個人定額利用について

4.    プリ・ポストプロセッサ MSC.Patran HPC でのサービス開始について

5.    ENVI/IDLのプリ・ポストサービスの開始について

6.    非線形動的構造解析ソフトウェア LS-DYNA のレベルアップについて

7.    Tecplotのバージョンアップについて

8.    平成16年度計算機利用結果報告のお願い(再掲)

9.    平成17年度大型計算機システム利用申請書の受付について(再掲)

10. 大型計算機システムの負担金改訂


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1. 年度末作業に伴うサービス休止について(再掲)
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 年度末作業に伴い、下記の日程でスーパーコンピュータおよび館内機器のサービスを休止します。なお、残ジョブについては、キャンセルしますので、ご協力をお願いします。また、平成17年度のサービスは、41() 9:00からになります。

         記
  329() 9:00 から 41() 9:00 まで

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2. 平成17年度大口定額利用について
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 大口定額制とは、研究室や研究グループ単位で支払責任者があらかじめ100万円以上の負担を申請することで、申請額の5倍までの利用を認める負担金算定の特例制度です。この制度を利用できる利用者は、支払責任者が支払を管理する利用者です。利用期間は支払費目にかかわらず年度末までです。なお、個人定額制との併用は認められません。

1.
申請と増口
 平成1741日から630日までの期間、申請受付を行います。申請額は100万円以上10万円単位です。
 増口は
10万円を単位として平成1712月末まで行うことができます。
 申請額は複数費目(運営交付金、科研費など)の合算が可能です。
2.
申請の方法
 申請は受付期間内に、大口定額利用申込書に必要事項を記入の上、全国共同利用掛に提出して下さい。
3.
利用期限
 利用期限は平成183月末まで
4.
大口定額制の注意
1)利用できる負担金額
 利用できる負担金額は、((申請額 - (基本経費(税込み) × 利用者数)) × 5 + (基本経費での利用可能金額 × 利用者数))となります。
 利用(課金)状況の確認は、センターのホームページから行えます。
2)適応される経費
 演算経費、ファイル経費、出力経費およびこの三つの経費にかかる共通負担額です。その他経費については大口定額制の対象とはなりませんのでご注意ください。
 詳細は次のURLをご覧ください。
 http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Information/teigaku/

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3. 平成17年度個人定額利用について
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 個人定額制とは、利用者があらかじめ10万円以上の負担を申請することで、申請額の3倍までの利用を認める負担金算定の特例制度です。利用期間は支払費目にかかわらず年度末までです。なお、大口定額制との併用は認められません。

1. 申請と増口
 平成1741日から630日までの期間、申請受付を行います。申請額は一口10万円単位です。
 増口は、平成
1712月末まで行うことができます。
2.
申請の方法
 申請は受付期間内に、センターのホームページから行ってください。
3.
利用期限
 利用期限は平成183月末まで
4.
個人定額制の注意
1)利用できる負担金額
 利用できる負担金額は、((申請額 - 基本経費(税込み)) × 3 + 基本経費での利用可能金額)となります。
 なお、利用期限内であっても、利用可能な負担金額を越えた場合、越えた額は個人定額制の適用外となりますので、あらかじめ必要な経費を見積もって申請ください。利用(課金)状況の確認は、センターのホームページから行えます。
2)適応される経費
 演算経費、ファイル経費、出力経費およびこの三つの経費にかかる共通負担額です。その他の経費については個人定額制の対象とはなりませんので、ご注意ください。
 詳細は次のURLをご覧ください。
 http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Information/teigaku/

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4. プリ・ポストプロセッサ MSC.Patran HPC でのサービス開始について
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 216()より、スーパーコンピュータHPC2500でプリ・ポストプロセッサMSC.Patran のサービスを開始しています。
 MSC.Patran は、汎用構造解析プログラム Msc.Nastran および 非線形汎用構造解析プログラム MSC.Marc のプリ・ポストプロセッサです。
    http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Service/Application/MSC_PATRAN/

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5. ENVI/IDL のプリ・ポストサービスについて
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 平成17年度より、リモートセンシング用解析ビジュアライゼーション ENVI とデータ解析ビジュアライゼーション IDL を利用者の端末にインストールして利用できるサービスを開始します。
 本サービスは、1ライセンス当たり年間2万円の利用負担金で利用できます。
 本サービスの詳細は、下記のURLをご覧ください。
  http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Service/Application/prepost.html

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6. 非線形動的構造解析ソフトウェア LS-DYNA のレベルアップについて
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 216()より非線形動的構造解析ソフトウェア LS-DYNA V970 Rev.3858から V970 Rev.5434a にレベルアップしています。
 LS-DYNA の利用方法は、下記のURLをご覧ください。
 http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Service/Application/DYNA/

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7. Tecplotのバージョンアップについて
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216()より、データ可視化ソフトウェアTecplotをバージョン10.0-3から10.0-4にバージョンアップしています。
 Tecplot
に関しては、下記のURLをご覧ください。
 http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Service/Application/Tecplot/

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8. 平成16年度計算機利用結果報告のお願い(再掲)
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 センターの計算機を利用された研究成果のうち、16年度中に発表された論文(学会発表講演要旨を含む)などについて、平成17年4月30日(土)までに報告をお願いします。お手数ですが、下記URLから、方法を選んでいただいて提出をお願いします。なお、広報に掲載する都合上、できるだけWeb等電子的に報告していただきますようご協力願います。また、未発表の場合も掲載されしだい報告をお願いします。
 http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/Information/user-report/

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9. 平成17年度大型計算機システム利用申請書の受付について(再掲)
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 平成17年度の大型計算機システム利用申請の受付は次のとおりです。

【新規・追加申請】
  平成1731日(火)から随時受付けます。(利用は41日から)

【継続申請】
  平成1721()から平成16年度最終運用日(平成17328日)まで。

〈複数年利用の方〉
・利用期限が平成
17331日を超えて複数年申請されている方は、2月下旬ごろ「平成17年度利用承認書」を送付します。
・平成17年度に向け承認書の内容「所属、支払責任者、支払見込額」の項目に変更のある方は、同封の計算機利用申請書()の「変更」にチェックをし、変更事項を記入・捺印しセンターへ提出してください。
 また、次年度の利用を取りやめる方は、計算機利用申請書(複)の「取消」にチェックし、利用期限を平成17331日と記入・捺印の後センターへ提出してください。

 *連絡および書類の提出のない場合は、承認書の内容のまま翌年度へ自動継続します。

〈単年度利用の方〉
・利用期限が平成17331日の方で継続利用が見こまれる方には、1月下旬ごろに「継続申請書」を送付します。平成17年度も引続き利用される方は継続利用申請受付期間中に、印字事項を確認し、必要事項を記入・捺印の後センターへ提出してください。

 *複数年利用の方で「取消」とされた方、単年度利用の方で継続申請書を提出されない方は41日から利用できなくなりますので、328日までにファイルのバックアップを行ってください。
 不明な点がありましたら、全国共同利用掛までお問い合わせください。
 Tel 075-753-74247407  e-mail zenkoku-kyo@media.kyoto-u.ac.jp

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10.大型計算機システムの負担金改定の予告
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 2月のニュースで予告しましたように、来たる4月1日から大型計算機システムの利用負担金を改訂します。大型計算機システムの運営経費のほとんどは CPU関係の電力料金となっています。並列処理においてCPU台数の平方根を並列係数としていましたが、多数のCPUを利用するジョブに応分のご負担をいただくことになりました。32CPUまでは変更がありませんが、33〜64台は並列係数を6に下げ、65〜128台は12にあげました。また、129台以上は、比例する並列係数としています。ファイルについては、200MBを越えた部分は低減されていましたが、1GBを越える部分を低減するようにしました。そのほかに、大判プリンタの出力経費が改訂されています。個人定額については、運用が変わりますので、負担金も変更されます(参照 項3)
 利用者の皆様には、現状をご理解いただき、ご協力をお願いいたします。センターも効率的な運用に努力を続け、安定的なサービスを維持していきたいと思っています。

大型計算機システム利用負担金算定方法(2005年4月1日より実施予定)

    利 用 区 分           算    定    方    法
1 基本経費 利用者登録1件につき 年額    12,000円
2 演算経費 バッチ処理 スーパーコンピュータ使用の場合 1秒につき    0.1円
会話処理 スーパーコンピュータ使用の場合 1秒につき    0.1円
3 ファイル経費 1GBまでの部分1MBまでごとに
1GBを超える部分1MBまでごとに
日額        0.1円
日額      0.01円
4 出力経費 モノクロプリンタに出力する場合
カラープリンタに出力する場合
大判プリンタに出力する場合 
1枚につき      3円
1枚につき     30円

A0判1枚につき 500円
5 その他経費 INSPECを使用する場合
ホームページサービスを利用する場合
AVSサービスを利用する場合
プリ・ポストソフトウエアサービスを利用する場合
 
月額       500円
月額     2,000円
年額    20,000円
年額    20,000円
6 各利用区分共通負担額 利用区分に従い算出した利用負担金の額を月ごとに集計した合計額に100分の5を乗じて得た額 

備 考
1 基本経費
 基本経費は年度の最初の登録時に算定する。基本経費には、年24,000円の演算経費、ファイル経費および出力経費の総額が含まれる。
2 演算経費
 演算時間の1秒未満の端数は、1秒として算定するものとする。
・バッチ処理における並列ジョブの演算経費は、各CPUの演算時間のうち最長時間に次表の並列係数を乗じたものとする。

   使用CPU数    並列係数
    2〜8      2
    9〜32      4
    33〜64      6
    65〜128     12
   129〜256     24
   257〜512     48
   513〜1024     96
   1025以上    192

・会話処理における並列ジョブの演算経費は、各CPUの演算時間の合計で算定するものとする。会話処理における演算経費は1日単位で集計する。
3 ファイル経費

 ファイルにおける1MB(メガバイト)とは、1,048,576バイトである。
4 利用負担金は利用者番号ごとに集計する。請求に際し100円未満の場合は、これを100円に切り上げる。
5 負担金算定の特例
・個人定額
 利用者は、利用区分の演算経費、ファイル経費および出力経費について、申請額(10万円単位)にて、申請額から基本経費を差し引いた額の3倍まで当該年度内で利用できる。
 申請額は承認された月の利用負担額とする。
・大口定額
 支払責任者は、当該年度の申請額として100万円以上(10万円単位)を申請することで、利用区分の演算経費、ファイル経費および出力経費について、申請額から該当する利用者の人数分の基本経費を差し引いた額の5倍まで当該年度内で利用できる。この制度を利用できる利用者は、支払責任者が支払を管理する利用者とする。
 申請額は承認された月の利用負担額とする。
6 その他のセンターの機器などの利用に関しては、基本経費に含まれるものとする。