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ニュース(全国共同利用版)

2021年 12月号

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目次

 

1.    次期スーパーコンピュータシステムの導入計画について

2.    2021年度プログラム講習会(追加)のお知らせ

3.    年末年始のスパコンのサービスについて

4.    2022年度への継続利用手続きについて

5.    2022年度サービスコースの募集(1)について

6.    学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点(JHPCN)公募型共同研究課題募集

7.    計算ノードの障害発生状況の公開について

8.    FX700「試用制度」及び「小ノード実行枠」の募集について(2021年度)(再掲)

9.    学術情報メディアセンターセミナー「データや情報技術の実用的活用」(再掲)

 

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1.     次期スーパーコンピュータシステムの導入計画について

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本センターでは,現行のスーパーコンピュータシステムでのサービス提供を

2022715() をもって終了し,新システムへの更新を予定しております.

次期システムは,202210月の稼働を目指して調達手続きを行っていますが,

現時で確定した情報をお伝えすることができません.

暫定的な情報は以下のURLによりご確認ください。

確定した情報の公開は20214月頃となる見込みです.

http://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/ja/services/comp/supercomputer/coming_2022.html

 

なお,昨今の世界的な半導体不足の影響による機器の価格高騰や

納入時期の遅延が発生しており,次期システムの調達計画に大きな影響が見込まれる状況です.

次期システムの調達結果によっては,現システムACamphor2)の後継機の稼働が

遅れる可能性があり,202210月時点では現システムB及びCLaurel2及びCinnamon2)の

後継機および小規模な演算加速器搭載システムに限定したご提供となる場合があります.

2023年度初頭には現システムAの後継機を稼働できる見込みですが,

それまでは計算リソースを十分に用意できない可能性があるため,

必要に応じて他大学の基盤センターのスーパーコンピュータやクラウドサービス等により

計算リソースを確保する検討をお願いいたします.

 

システム更新に際してご不便をおかけしますが,どうぞよろしくお願い致します.

 

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2.     2021年度プログラム講習会(追加)のお知らせ

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本センターでは毎年,利用者の効率のよい利用や,プログラム技術向上のために,

プログラム講習会を定期的に開催しております.

 

13回】 SALMON講習会 −Cray XC40を用いたハンズオン

○開催日時:119() 13:30 17:30

○開催会場:Zoomによるオンライン開催

○参加費用:無料

○受付期間:1210() 17()

○内  容:光と物質の相互作用で起こる多様なナノスケールの電子ダイナミクスに対して

            第一原理計算を行うプログラム(SALMON) の概要と基本的な使い方に関する講習及び実習

○主  催:筑波大学計算科学研究センター、一般財団法人 高度情報科学技術研究機構(RIST

○共  催:京都大学学術情報メディアセンター

○詳細・申込: https://www.hpci-office.jp/pages/seminar_salmon_220119

 

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3.     年末年始のスパコンのサービスについて

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年末年始のコンピューティングサービスは,以下のようになります.

 

○スーパーコンピュータ

年末年始の休み期間もご利用頂けます.

 

○大判プリンタ

1228()1700分をもってサービスを終了し,14() 900分から

再開します.

 

なお期間中の問い合わせについては,14日以降順次対応させて頂きます.

 

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4.     2022年度への継続利用手続きについて

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1月下旬に支払責任者様宛てに今年度の利用者一覧を記載した「利用申請者リスト」

を送付いたします.

 

申請内容に変更が無い場合,利用申請者リストに継続の有無を記入し,返送頂く

ことで,簡易に継続手続きを行うことが可能です.申請内容に変更がある場合は

通常の利用申請書の提出が必要ですのでご注意ください.

 

継続申請のための返送期限は,218日(金)17:00 とします.

 

継続申請の参考URL

http://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/ja/services/comp/apply/other/continue.html

 

 *** 注意事項 ***

 

○ 期限を超過しても手続きは可能ですが,4月のサービス開始に間に合わない

  場合があります.期限内の申請にご協力をお願い致します.

 

○ 継続申請を行うことで,エントリコースとして利用者番号(ログインID)を

  継続登録します.グループコースやパーソナルコースを利用する場合は、

  「サービス申請書」の提出が必要です.申請忘れにご注意ください.

 

○ 以前は利用者様宛にも継続利用手続きの案内を郵送しておりましたが,

  昨年度より郵送の案内は廃止しております.本案内や支払責任者宛ての情報を

  関係者で共有して頂きますようお願い致します.

 

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5.     2022年度サービスコースの募集(1)について

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2022年度4月からのスーパーコンピュータ・サービスコース申請を以下の日程で

募集します.各コースとも提供可能な資源に限りがあるため,状況によっては

資源量の調整をお願いする場合がございますので,予めご了承ください.

 

なお,システムの更新に伴い,現行システムのサービス提供期間は

2022715()までとなりますので,予めご承知おきください.

 

○募集期間およびコース

専用クラスタ、機関定額  112() 211() 17:00 必着

グループ、パーソナル    112() 224() 17:00 必着

大規模ジョブ46月分    112() 224() 17:00 必着

 

申し込み方法,その他詳細については次のURLをご覧ください.

http://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/ja/services/comp/apply/service/service_2022_1.html

 

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6.     学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点(JHPCN)公募型共同研究課題募集

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「学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点」(通称:JHPCN)は、

2022年度の公募型共同研究課題を募集いたします。

 

JHPCNは,北海道大学,東北大学,東京大学,東京工業大学,名古屋大学,京都大学,

大阪大学,九州大学にそれぞれ附置するスーパーコンピュータを持つ8つの施設

(センター)を構成拠点機関とし,東京大学情報基盤センターをその中核拠点とする

「ネットワーク型」共同利用・共同研究拠点として,文部科学大臣の認定を

受けて活動しています.

各拠点構成機関は,保有する資源を共同利用・共同研究(以下共同研究と呼ぶ)

のために提供します.

 

本公募より、各構成拠点に加え、 国立情報学研究所、 産業技術総合研究所、

筑波大学人工知能科学センターが共同で運営する、データ科学・データ活用に

主軸をおいた計算基盤「mdx」も新たに共同研究のための計算機資源として提供します。

 

利用可能な研究資源には、計算機、ストレージ、可視化装置などがあり、

その中には、拠点外や他の拠点構成機関と高速なネットワークで接続して、

データのやり取り、蓄積、処理を行えるものもあります。

また各拠点構成機関の一部の研究資源をSINET5が提供するL2VPNを用いて接続することもできます。

 

2022年度 共同研究公募の主な日程

2021129日(木)   課題応募受付開始

202216日(木)17:00 課題応募受付締切(Web登録)【厳守】

      3月中旬までに    採否結果通知

      4 1日(金)    共同研究開始

   7月        JHPCN14回シンポジウム

2023331日(金)    共同研究期間終了

   7月        JHPCN15回シンポジウム 

 

詳細は,以下のWebページをご覧ください.

https://jhpcn-kyoten.itc.u-tokyo.ac.jp/ja/

 

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7.     計算ノードの障害発生状況の公開について

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計算ノードの障害情報ならびに影響を受けたジョブIDの情報を

以下のWebサイトに掲載する運用を開始しました.

 

https://web.kudpc.kyoto-u.ac.jp/problems

 

計算ノードの障害が疑われる場合は,Webサイトの入力欄に

ジョブIDを入力してください.

計算ノードの影響を受けてジョブが強制終了(または再実行)

した場合は,原因となった障害情報が表示されます.

 

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8.     FX700「試用制度」及び「小ノード実行枠」の募集について(2021年度)(再掲)

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学術情報メディアセンターでは,2021年度において

本センターのスーパーコンピュータをグループコースでご利用の研究グループを対象に、

スーパーコンピュータ富岳と同じARMプロセッサを搭載したFujitsu FX700の「試用制度」

及び「小ノード実行枠」の利用者を募集します。

 

FX700の試用制度では、簡易的な申込書とすることで、

本センター利用者に広くお試しいただくことを想定しています。

研究報告書も簡易的にし、実行されたアプリケーションの動作報告と性能報告のみになります。

 

小ノード実行枠は、FX700試用制度において、実行するアプリケーションの動作確認済みの利用者から採択します。

応募内容は本センターの「スーパーコンピュータシステム共同研究企画委員会」にて審査します。

採択された場合は、研究報告書の提出が義務として課せられます。

なお、本制度を利用するための費用負担はありません。

 

    申込締切:毎月15 17時必着

 

詳細は以下のURLをご覧ください.

http://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/ja/services/comp/support/kyodo/fx700_2021.html

 

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9.     学術情報メディアセンターセミナー「データや情報技術の実用的活用」(再掲)

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学術情報メディアセンターでは各分野でご活躍の講師を招き,それぞれの研究

開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき,参加者を含めて

広く議論を行う機会として,月例セミナーを開催しています.

 

117日の本セミナーは,「データや情報技術の実用的活用」と題して2件の講演を行います.

学内外を問わず多数の方のご参加をお待ちしています.

 

○開催日時:2022117日(月)1630分〜1830

○開催会場:会場およびオンラインによるハイブリッド開催(予定)

○参加費用:無料

○参加申込:必要(詳細は下記URLをご覧ください)

○問合わせ:京都大学 学術情報メディアセンター 深沢 圭一郎

      TEL075-753-7430

      E-mailfukazawa*media.kyoto-u.ac.jp*@に変えてください)

○主  催:京都大学 学術情報メディアセンター

○詳  細:次のURLをご覧ください.

      https://www.media.kyoto-u.ac.jp/accms_web/event/2505.html