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@@ -278,17 +278,28 @@ $ queue_members -q gr19999a -d w12345
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278 |
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pass | あるジョブを実行するのに十分な計算資源がある場合、そのジョブよりも前に並んでいる実行待ちジョブを追い越して実行する。効率的に計算資源を利用できるが、大規模なジョブがいつまでも実行されない可能性が生じる。初期設定値。
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279 |
279 |
wait | 計算資源に空きがある場合でも、ジョブ間の追越しは発生しない。
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280 |
280 |
backfill | 各ジョブの実行時間制限(-W)をもとに計算を行い、他のジョブの実行開始時刻に影響を及ぼさない場合のみ、追越しが発生する。たとえば、大規模ジョブが開始されるまでの間に実行を完了できる小さなジョブを走らせることで資源を有効活用できる。
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+-->
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281 |
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282 |
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+## キューのジョブ実行状況の確認とキャンセル(spadmin){#spadmin}
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284 |
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-## キュー内のジョブキャンセル(group_qdel){#group_qdel}
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-
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-**group_qdel** コマンドで、管理するキュー内のジョブをキャンセルすることができます。グループ管理者は、自身が投入したジョブに限らず、キュー内のすべてのジョブをキャンセルすることができます。
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+**spadmin** コマンドを用いることで、グループ管理者として登録されているキューのジョブ実行状況の確認、ジョブのキャンセルを行うことができます。
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287 |
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+* ジョブの実行状況の確認
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+```nohighlight
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+$ spadmin list -p gr19999b ## gr19999bの部分は確認したいキュー名に変更してください.
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+ JOBID PARTITION NAME USER ST TIME NODES NODELIST(REASON)
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+ 4781 gr19999b run_cpu2 b59999 R 1:26:09 1 nb0001
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+```
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+* ジョブのキャンセル
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```nohighlight
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290 |
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-$ group_qdel 123444
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-qdel: Job <123444> has finished
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+$ spadmin cancel 123
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+scancel: Terminating job 123
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```
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300 |
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301 |
+なお、グループ管理者以外が **spadmin** コマンドを実行した場合は、以下のようなエラーが出力されます。
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+```nohighlight
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303 |
+$ spadmin list -p gr19999g
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304 |
+Authorization Failure
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305 |
+```
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