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20230822: filesystem update

root authored on2023-08-22 12:19:44
Showing1 changed files
... ...
@@ -3,15 +3,18 @@ title: ストレージの利用
3 3
 taxonomy:
4 4
     category:
5 5
         - docs
6
-media_order: 'cross_mount.png,filesystem_02.png,filesystem_03.png,filesystem_04.png,file_access.jpg,filesystem_05.png,filesystem_06.png,filesystem_07.png'
6
+media_order: 'cross_mount.png,file_access.jpg,filesystem_05.png,filesystem_06.png,filesystem_07.png,filesystem_08.png'
7 7
 ---
8 8
 
9 9
 [toc]
10 10
 
11
-## ホームディレクトリと大容量ストレージ{#home_and_large}
11
+## ホームディレクトリと大容量ストレージと高速ストレージ{#home_and_large}
12 12
 
13 13
 すべてのユーザーは、各々のホームディレクトリを利用できます。また、パーソナル、グループ、専用クラスタコースを利用の方は、大容量ストレージを利用できます。
14 14
 パーソナル、グループ、専用クラスタコースで計算に大規模なファイルを扱う場合は、大容量ストレージをご利用ください。
15
+データの読み書きが多いプログラムをご利用の場合は、高速ストレージをご利用いただくことで、性能が向上する可能性があります。
16
+
17
+! 2023年9月より、高速ストレージの試験提供を開始しました。2023年度はお試し期間とし、パーソナルコースをご利用の方は、1人あたり500GB、グループコースをご利用の方は1ノードあたり500GB分、無償でご利用いただけます。
15 18
 
16 19
 ## ホームディレクトリ{#home}
17 20
 
... ...
@@ -29,7 +32,9 @@ media_order: 'cross_mount.png,filesystem_02.png,filesystem_03.png,filesystem_04.
29 32
 パーソナル、グループ、専用クラスタコースでは、大容量ストレージを利用できます。
30 33
 多数のストレージドライブで構成することで高い性能を有していますので、大容量のファイルや並列計算におけるファイルアクセスは大容量ストレージをご利用ください。
31 34
 
35
+<!--
32 36
 ! 2022年度の試験運転中のストレージ容量の上限値は、2022年度前期の制限値を継承しています。
37
+-->
33 38
 
34 39
 ### パーソナルコースの場合{#personal}
35 40
 
... ...
@@ -69,6 +74,22 @@ lrwxrwxrwx   1 root root     7 Nov  8 10:30 /LARGE2 -> /LARGE0
69 74
 lrwxrwxrwx   1 root root     7 Nov  8 10:31 /LARGE3 -> /LARGE1
70 75
 ```
71 76
 
77
+## 高速ストレージ(FAST){#fast}
78
+パーソナル、グループ、専用クラスタコースでは、高速ストレージを利用できます。
79
+高速ストレージは、全てSSDで構成されているため、高いスループットを有している一方で、容量はそこまで大きくありません。
80
+
81
+高いスループットを活用して頂くためにも、データの長期的な保存用に使うのは避けていただき、演算の入出力にご活用ください。
82
+計算結果の保存が必要な際には、[大容量ストレージ(LARGE)](#large) に移動させる等、高速ストレージの容量と性能を活かせるよう工夫してご利用をお願いします。
83
+
84
+! 2023年度はお試し期間として、パーソナルコースの方は1人あたり500GB、グループコースの方は1ノードあたり500GBを無償でご利用いただけます。
85
+
86
+高速ストレージは次の構成になっています。
87
+![](filesystem_08.png?resize=550)
88
+* 利用可能な容量はお申込みの計算資源や大容量ストレージの追加容量に応じたサイズになります。
89
+
90
+### バックアップについて{#fast_backup}
91
+高速ストレージ(FAST)では、バックアップは取得しません。ご自身で適宜バックアップを行ってください。また、システム更新時にデータ移行の対象にはなりません。
92
+
72 93
 ## 使用状況の確認(quotaコマンド){#quota_command}
73 94
 
74 95
 現在のディスク使用状況は **quota** コマンドで確認できます。
... ...
@@ -87,7 +108,7 @@ Disk quotas for user b59999 (uid 59999):
87 108
        /home     17859980     100000000     110000000     -    69218   1000000   1100000     -
88 109
 ```
89 110
 
90
-### 大容量ストレージ(LARGE)の使用状況確認{#group_quota}
111
+### 大容量ストレージ(LARGE)/高速ストレージ(FAST)の使用状況確認{#group_quota}
91 112
 LARGEはProject Quotaで容量を制限しています。 quota コマンドに -p オプションを指定して実行してください。
92 113
 
93 114
 ```nohighlight
... ...
@@ -96,6 +117,7 @@ Disk quotas for project gr19999 (pid 19999):
96 117
   Filesystem       kbytes        quota        limit grace    files    quota    limit grace
97 118
      /LARGE0   2088651052   8000000000   8050000000     -    90543 16000000 16100000     -
98 119
      /LARGE1   1967559464   8000000000   8050000000     -    90544 16000000 16100000     -
120
+     /FAST   762012   500000000   505000000     -    4544 16000000 16100000     -
99 121
 ```
100 122
 
101 123
 <!--