SAS

SASには,以下の利用条件が定められています.

  • 利用目的は学術および教育目的に限定する。
  • 学外利用者によるSASの利用は以下を条件とする。
    • 学術機関(学位授与機構)のユーザは、学術、教育目的でのみ利用すること、および
    • 上記の学術機関以外の民間機関の研究者についても同様に、学術および教育目的のみとし、この場合、特定の民間企業のみが利益を得るような活動を本ライセンスで実施することは不可とする。
    • その成果を社会還元することを条件として、利用可能とする。

SASはシステムBのログインノードのうち1ノードのみで利用可能です.利用時は sas.kudpc.kyoto-u.ac.jp へログインする必要があります.また,バッチでの利用はできません.

バージョン システムA システムB システムC
9.4 AU

+ : すべてのユーザが利用可能
AU : 学術研究機関限定で利用可能
KU : 京都大学構成員限定で利用可能
― : 利用不可

Modulesソフトウェアパッケージは,アプリケーションの利用に必要な環境設定をmoduleコマンドを実行することで,動的に切り替えて設定することができます.また,異なるバージョンのアプリケーションを切り替えて利用する際に,簡単に環境設定を変更することができます.詳細は Modules をご覧ください.

バージョン モジュールファイル名
9.4 (default) sas/9.4

module avail コマンドにて,利用できるモジュールファイル一覧が確認できます.

SAS (Statistical Analysis System)とは,各種のデータ処理および分析を行うソフトウェアパッケージです. SASシステムは,基本システムと使用目的毎に分けられた複数のオプションプロダクトより構成されています.各ソフトウェア・プロダクトには,それぞれ複数の統計プログラム(プロシジャ)があります.

SASシステムの基本となるプロダクトで,各オプションプロダクトを統合する役割をおっています.DATAステップ処理機能やレポーティング,記述統計等のデータ処理機能をもっています.

回帰分析,分散分析,多変量解析,判別分析,クラスター分析,カテゴリカル解析,生存時間分析等の統計解析処理を目的としたプロダクトです.

プロット図,チャート図,3次元グラフ,等高線図,地図グラフを作成することができます.

時系列データの統計解析と経済のシステムを連立方程式によるモデリングが行えるプロダクトです.

日程管理と数理計画の処理をするオペレーション・リサーチのためのプロダクトです.

行列演算を線形代数に近い表現で会話的に行なえる対話型行列演算型のプロダクトです.このプロダクトでは,一般逆行列,固有値分解,FFT,QP(2次計画),時系列モデリング手法等が処理できます.SAS/IMLは,ファイルの入出力,条件判断,反復,モジュールを備えた対話型行列演算言語です.

SASは,システムBの複数あるログインノードの内のlaurel2のみで動作します.SASを利用するためには,sas.kudpc.kyoto-u.ac.jp(ホスト名:laurel2)にログインしてください.

moduleコマンドを実行し,環境設定を行います.(利用したいバージョンのmoduleファイルをロードします)

$ module load sas

X Window Systemが利用できる環境で,次のコマンドを実行するとSASが起動します.

$ sas_en

「Change Notice」,「Output」,「Explorer」,「Results」,「Program Editor」,「Log」,「ToolBox」,「Session Management」の各ウインドウが起動します.

最初に Change Notice のウィンドウを必ず閉じてください.「Change Notice」ウィンドウは他のウィンドウに隠れている場合もありますが,閉じた後でないと,「Program Editor」の操作などが出来ません.

終了は,「Explorer」,「Results」,「Program Editor」のいずれかのウィンドウで「メニューバー」の File 内にある Exit をクリックしてください.

日本語版を使用する場合は, sas_ja コマンドを使用します.

$ sas_ja

スーパーコンピュータシステムでの標準の文字コードは UTF-8 ですが, sas_ja コマンドでは, EUC-JP を使用しています.日本語を含んだ入力ファイル等は, nkf コマンドを使用し EUC-JP に変換の上利用してください.

EUC-JPへの変換例

$ nkf -eLu sample_utf8.sas > sample_eucjp.sas

nkf コマンドの詳しい使用方法は, man コマンドで確認できます. man コマンドについては, UNIX / Linux の基礎知識 で解説しています.

 $ man nkf

-nodms オプションを指定して,次のコマンドを実行するとSASが起動します.

$ sas_en -nodms
NOTE: Copyright (c) 2002-2008 by SAS Institute Inc., Cary, NC, USA.
NOTE: SAS (r) Proprietary Software 9.2 (TS1M0)
      Licensed to KYOTO UNIVERSITY -BSC, Site 0010203989.
NOTE: This session is executing on the SunOS 5.10 platform.You are running SAS 9. Some SAS 8 files will be automatically converted
by the V9 engine; others are incompatible.  Please see
http://support.sas.com/rnd/migration/planning/platform/64bit.html
PROC MIGRATE will preserve current SAS file attributes and is
recommended for converting all your SAS libraries from any
SAS 8 release to SAS 9.  For details and examples, please see
http://support.sas.com/rnd/migration/index.html
This message is contained in the SAS news file, and is presented upon
initialization.  Edit the file "news" in the "misc/base" directory to
display site-specific news and information in the program log.
The command line option "-nonews" will prevent this display.
NOTE: SAS initialization used:
      real time           0.30 seconds
      cpu time            0.12 seconds
  1? endsas;
NOTE: SAS Institute Inc., SAS Campus Drive, Cary, NC USA 27513-2414
NOTE: The SAS System used:
      real time           6.43 seconds
      cpu time            0.12 seconds

起動時にNEWS記事の表示を省略したい場合は, -nonews オプションを指定します.

$ sas_en -nodms -nonews

環境変数LANGに ja_JP.UTF-8 を設定の上, sas_u8 コマンドを使用すると,日本語版が使用できます.

環境変数LANGの設定

## 環境変数LANGを設定(tcshの場合)
$ setenv LANG  ja_JP.UTF-8
## 環境変数LANGを設定(bashの場合)
$ export LANG=ja_JP.UTF-8

SAS日本語版の起動

$ sas_u8

引数にSASプログラムのファイル名を指定することで,対話的な処理を行わずSASを実行することができます.

$ sas_en sample.sas

SAS起動時に 画面上の文字が重なって表示されてしまうことがあります.

その場合,Exceed onDemandでログイン時にXconfigを指定する際に,Passive_sas.cfgを選択してください.

提供なし

提供なし

プログラム講習会 を定期的に開催しています.講習会資料を配布していますので,ご利用ください.


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