NAGライブラリ

NAGライブラリは,1000種類以上の機能をもち,非常に信頼性が高い科学技術計算および統計計算のライブラリです.SMP向けに並列化されたライブラリである NAG Fortran SMP Library (SMP版)とともに,分散メモリ環境で並列科学技術計算を行うための NAG Parallel Library(MPI版)が利用できます.

バージョン システムA システムB システムC
Mark 26 :SMP版 AU AU
Mark 24 (default) :SMP版 AU AU
Release 3 (default) :MPI版 AU AU

AU : 学術研究機関限定で利用可能
― : 利用不可

バージョン moduleファイル名
Mark 26 :SMP版 nag_smp/26_intel
Mark 24 (default) :SMP版 nag_smp/24_intel
Release 3 (default) :MPI版 nag_para/3_intel

NAGライブラリを利用する場合は,Intelコンパイラを利用する必要があります.環境設定については, Intelコンパイラ をご覧ください.

以下のようにmoduleコマンドを実行し,利用したいバージョンのmoduleファイルをロードします.moduleファイル中のスラッシュとバージョンを省略した場合は,上表に記載のデフォルトのバージョンが設定されます.

(SMP版を利用する場合)
$ module load nag_smp/24_intel
(MPI版を利用する場合)
$ module load nag_para/3_intel

SMP版とMPI版の環境を同時に設定することはできません.環境を切り替えたい場合は,以下のようにmoduleコマンドを実行してください.

$ module switch nag_smp nag_para

moduleコマンドの詳細は Modules をご覧ください.

環境設定により,コンパイルに必要なオプションが環境変数として設定されます.この環境変数を使い,翻訳時にNAGライブラリをリンクしてご利用下さい.

オプション 環境変数
フラグオプション $NAGFLAGS
リンクオプション $NAGLINK
  • コンパイル&リンク例

    $ ftn  $NAGFLAGS  sample.f90 $NAGLINK (システムA,D)
    $ ifort  $NAGFLAGS  sample.f90 $NAGLINK (システムB,C)
  • 実行例

    $ tssrun ./a.out

NAGライブラリのほぼすべてのルーチンに対して,サンプルのプログラムが用意されています.表に示すディレクトリ配下のファイルをコピーしてご利用ください.

  • システムB,C (SMP)

    サンプルファイル ファイルパス
    プログラム本体 /opt/app/nag_for_smp/22/fsl6i22dcl/examples/source
    入力データ /opt/app/nag_for_smp/22/fsl6i22dcl/examples/data
    出力結果例 /opt/app/nag_for_smp/22/fsl6i22dcl/examples/results
  • システムB,C (MPI)

    サンプルファイル ファイルパス
    プログラム本体 /opt/app/nag_para/3/fdl6i03dcl/examples/source
    入力データ /opt/app/nag_para/3/fdl6i03dcl/examples/data
    出力結果例 /opt/app/nag_para/3/fdl6i03dcl/examples/results


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