事業の概要

全国共同利用施設であるスーパーコンピュータを有する7大学(北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学)は、2007年7月より2009年3月まで、文部科学省先端研究施設共用イノベーション創出事業の支援を受け「先端的大規模計算シミュレーションプログラム利用サービス」を通じ、社会貢献の一環として、大学で開発された応用ソフトウェアとスーパーコンピュータの、民間企業への提供を実施してきました。2009年4月から2011年3月までは、「先端研究施設共用促進事業」の支援を受け、「先端的大規模計算利用サービス」として、より幅広い研究課題に対して、スーパーコンピュータの提供を実施してきました。

これら事業の特徴は、各大学が開発した応用ソフトウェア(シミュレーションソフトウェア等)と各大学が持つ国内有数のスーパーコンピュータを、それらの利用支援サービスと一体化して民間企業に提供することにありました。

2011年度からは、京都大学学術情報メディアセンターの自主事業として、これまでの取り組みを継続、発展させていきます。