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452be89a
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 title: AVS/Express
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         - docs
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 [toc]
 
 ## 利用環境{#enviroment}
 
 
 
 ### 利用できるバージョン・システム{#version}
 
 Modulesソフトウェアパッケージは,アプリケーションの利用に必要な環境設定をmoduleコマンドを実行することで,動的に切り替えて設定することができます.また,異なるバージョンのアプリケーションを切り替えて利用する際に,簡単に環境設定を変更することができます.詳細は [Modules](/config/modules) をご覧ください.
 
 module avail コマンドにて,利用できるモジュールファイル一覧が確認できます.
 
495abba5
 バージョン        | モジュールファイル名 | システムA | システムB/C/G    | クラウドシステム
 --------------    | -------------------- | ---------------  | -----  | ----- 
  8.5.1 (default)  | avs/8.5.1            | - | AU               | -
452be89a
 
 AU : 学術研究機関限定で利用可能  
 \- : 利用不可
 
 ### 利用可能なライセンス数{#license_limit}
 
 同時に利用可能なユーザ数は2ライセンスです。
 
 ## 機能概要{#overview}
 
 
 AVS/Expressでは,様々な機能がモジュールと呼ばれる部品として提供されています.モジュール同士をマウス操作で組み合わせるだけで,意のままの可視化を簡単に実現します.ユーザーが独自にモジュールを作成することによって機能を追加することも可能です.また,単なる可視化処理にとどまらず,可視化アプリケーションを作成するための機能も持ち備えています.
 
 
 ### 機能{#functions}
 
 * 幅広い分野の可視化をサポート
 * 構造解析:流体解析などの数値解析データの可視化
 * 医療解析:CT/MRIなどの画像処理
 * 実験/観測データ:地図情報データなどの可視化
 * ニーズに合わせた可視化アプリケーションの構築
 * モジュール(可視化機能単位)を対話的に組み合わせて、独自の可視化フローを作成
 * 可視化システムの業界標準AVSの資産を継承
 
 
 ### 利用分野{#app_area}
 
 * ビジュアリゼーション機能
 * 線・面コンター表示、等値面生成、矢印によるベクトル表示
 * 流線、パーティクルトレース、任意断面スライス
 * 要素シュリンク、ボリュームレンダリング
 * ビジュアルプログラミング
 * ネットワークエディタ
 * オブジェクト指向
 * グラフィックス表示機能
 
 
 ## 利用方法{#usage}
 
 AVS/Express はGUIアプリケーションであるため、X Windowの環境が必要です。
 
 [FastX](/login/fastx)、[NICE DCV](/login/nice-dcv)を使用してログインするか、Windowsでご利用いただけるX11 Forwarding に対応したSSHクライアントソフト(例えば[MobaXterm](/login/mobaxterm))およびX11サーバをご利用いただき、GUIアプリケーションが起動可能な方法でシステムにログインしてください。
 
 ### 環境設定(moduleコマンドの実行){#env_set}
 
 moduleコマンドを実行し,環境設定を行います.(利用したいバージョンのmoduleファイルをロードします)
 
 
 ```nohighlight
 $ module load avs
 ```
 
 ### 起動方法{#start}
 
 GUIをお使いいただける環境で次のコマンドを実行するとAVSが起動します。
 
 #### 計算ノードで起動する場合
 
 tssrun コマンドで計算ノード上でプロセスを起動し、GUI画面のみログインノードに転送することが可能です。
 tssrun コマンドの詳細は [会話型処理](/run/interactive) をご覧ください.
 
 ```nohighlight
 $ tssrun --x11 xp
 ```
 
 #### アプリケーションサーバで起動する場合
 
 GPUを搭載したアプリケーションサーバである app.kudpc.kyoto-u.ac.jp にログインした後に、ノード上で直接起動してください。
 サーバ上のGPUを使用したサーバーサイドレンダリングを使用する場合は、NiceDCVをご利用ください。
 
 ```nohighlight
 $ xp
 ```
 
 ![](avs_example1.png)
 
 
 ## 参考資料{#references}
 
 
 
 ### 日本語{#ref_ja}
 
 #### バージョン 8.5
 
 * [デベロッパーズ・ガイド第1部](https://web.kudpc.kyoto-u.ac.jp/auth/manual/avs/85/DevGuide85_1.pdf)
 * [デベロッパーズ・ガイド第2部](https://web.kudpc.kyoto-u.ac.jp/auth/manual/avs/85/DevGuide85_2.pdf)
 * [モジュール・リファレンス第1部](https://web.kudpc.kyoto-u.ac.jp/auth/manual/avs/85/ModGuide85_1.pdf)
 * [モジュール・リファレンス第2部](https://web.kudpc.kyoto-u.ac.jp/auth/manual/avs/85/ModGuide85_2.pdf)
 * [チュートリアル・ガイド](https://web.kudpc.kyoto-u.ac.jp/auth/manual/avs/85/TutorGuide85.pdf)
 * [ユーザーズ・ガイド](https://web.kudpc.kyoto-u.ac.jp/auth/manual/avs/85/UsersGuide85.pdf)
 
 ### 英語{#ref_en}
 
 提供なし
 
 
 ## リンク{#link}
 
 ### 外部リンク{#ex_link}
 
 * [AVS 汎用可視化システム(サイバネット)](http://www.cybernet.co.jp/avs/)
 * [AVS (Advanced Visual Systems Inc.)](http://www.avs.com/)
 
 
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 ## 講習会{#seminar}
 
 [プログラム講習会](http://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/ja/services/comp/support/course/) を定期的に開催しています.講習会資料を配布していますので,ご利用ください.
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