スーパーコンピュータシステム(以下、スパコン)は、ユーザのプログラムを「ジョブ」という単位で実行します。 本センターのスパコンでは、Slurm というジョブスケジューラを用いて、ジョブの制御を行っています。 一部機能をカスタマイズしているため、標準的なSlurmとは使い勝手に若干の差異がありますので、ご注意ください。
ジョブスケジューラは、「キュー」と呼ばれる仮想的な入れ物でジョブを管理しており、システムにバッチ処理を依頼する際にはキューを指定する必要があります(キューにジョブを投入する)。 スパコンでは、お申し込み頂いたサービスコースごとにキューを用意しておりますので、そのキューを使用してジョブを実行いただくことになります。 Slurm の公式マニュアルでは、キューのことをパーティションと表現されていますが、本マニュアルではキューで統一致します。
また、申し込みいただいたサービスコースによって利用できる計算資源の量が決められています。詳細は 計算資源の割当 のページをご覧ください。
ジョブを実行する形式として、「会話型処理」と「バッチ処理」があります。具体的なジョブの投入方法は個別ページをご覧ください。