Maple

Modulesソフトウェアパッケージは,アプリケーションの利用に必要な環境設定をmoduleコマンドを実行することで,動的に切り替えて設定することができます.また,異なるバージョンのアプリケーション を切り替えて利用する際に,簡単に環境設定を変更することができます.詳細は Modules をご覧ください.

module avail コマンドにて,利用できるモジュールファイル一覧が確認できます.

バージョン モジュールファイル名 システムA システムB/C/G クラウドシステム
Maple 2024.0 (default) maple/2024.0 - KU -
Maple 2022.0 maple/2022.0 - KU -

KU : 京都大学構成員限定で利用可能
- : 利用不可

Mapleは、多くの数学コマンドとグラフィック機能を備えた数式処理ソフトウェアです。

  • 数式処理、代数演算
  • 2次元、3次元プロットのグラフ表示
  • 高度で汎用性のある数式計算機能をシンプルな操作で利用
  • 計算ノウハウを再現性のある技術文章として管理
  • 4000種を超える計算機能が標準で用意

  • ビジュアリゼーション機能
  • 線・面コンター表示、等値面生成、矢印によるベクトル表示
  • 流線、パーティクルトレース、任意断面スライス
  • 要素シュリンク、ボリュームレンダリング
  • ビジュアルプログラミング
  • ネットワークエディタ
  • オブジェクト指向
  • グラフィックス表示機能

module コマンドを実行し、環境設定を行います。(利用したいバージョンのmoduleファイルをロードします)

$ module load maple

X Window SystemによるGUIを利用可能な環境で、次のコマンドを実行するとmapleが起動します。 tssrun コマンドの詳細は 会話型処理 をご覧ください。

$ tssrun --x11 xmaple

処理画面の中央にある画面 ワークシート で会話形式で処理が行えます。処理画面は、 ワークシート 以外に画面の上から メニューバーツールバーコンテキストバー で構成されています。

終了は、 メニューバーFile 内にある Exit をクリックします。

次のコマンドを実行するとmapleが起動します。 tssrun コマンドの詳細は 会話型処理 をご覧ください。

$ tssrun maple

次のコマンドを実行するとmapleが終了します。

$ quit

提供なし