Intel Distribution for Python

Intel Distribution for Pythonのリポジトリが安定していないようです。conda-forgeリポジトリで提供されているソフトウェアで 完結する場合は、 Miniforge のご利用をご検討ください。

Modulesソフトウェアパッケージは,アプリケーションの利用に必要な環境設定をmoduleコマンドを実行することで,動的に切り替えて設定することができます.また,異なるバージョンのアプリケーション を切り替えて利用する際に,簡単に環境設定を変更することができます.詳細は Modules をご覧ください.

module avail コマンドにて,利用できるモジュールファイル一覧が確認できます.

バージョン Pythonバージョン モジュールファイル名 システムA システムB/C/G クラウドシステム
2024.2 (default) 3.9.19 intel-python/2024.2 + + +

+ : すべてのユーザが利用可能
AU : 学術研究機関限定で利用可能
KU : 京都大学構成員限定で利用可能
- : 利用不可

moduleコマンドを実行し,環境設定を行います.(利用したいバージョンのmoduleファイルをロードします).

$ module load intel-python

標準でインストールされているライブラリは conda コマンドで確認できます.

$ conda list
# packages in environment at /opt/system/app/intelpython/2024.2.0:
#
# Name                    Version                   Build  Channel
_libgcc_mutex             0.1                 conda_forge    conda-forge
_openmp_mutex             4.5                       2_gnu    conda-forge
absl-py                   1.4.0              pyhd8ed1ab_0    conda-forge
aiohttp                   3.9.5            py39hd1e30aa_0    conda-forge
aiosignal                 1.3.1              pyhd8ed1ab_0    conda-forge

...

Name 2024.2
conda 23.9.0
jupyterlab 4.2.2
keras 2.15.0
matplotlib 3.8.4
numpy 1.26.4
pandas 1.5.3
pip 24.0
python 3.9.19
pytorch 2.0.1
scikit-learn 1.4.2
tensorflow 2.15.0

仮想環境を作成いただくことで,アプリの追加が可能となります.

  1. 仮想環境の作成

    conda create -n myenv
    • 仮想環境を作成すると,conda initを実行せよと表示されますが,モジュールファイルで必要な環境設定を 行っていますので,conda initは実行しないことをおすすめします.
  2. 作成した仮想環境にスイッチ
    ターミナルの最左部が(myenv)に変われば作成した仮想環境に切り替わっています.

    conda activate myenv
  3. ソフトウェアのインストール

    $ conda install tensorflow

再ログイン時には,moduleファイルのロードと仮想環境へのスイッチを実施いただく必要があります.

標準のpythonを利用する場合はPython をご覧ください.
Intel Distribution for Python環境でJupyter NotebookやJupyter Labを利用することができます.詳細はJupyter Lab をご覧ください.