Modulesソフトウェアパッケージは,アプリケーションの利用に必要な環境設定をmoduleコマンドを実行することで,動的に切り替えて設定することができます.また,異なるバージョンのアプリケーションを切り替えて利用する際に,簡単に環境設定を変更することができます.詳細は Modules をご覧ください.
module avail コマンドにて,利用できるモジュールファイル一覧が確認できます.
バージョン | モジュールファイル名 | システムA | システムB/C/G | クラウドシステム |
---|---|---|---|---|
8.5.1 (default) | avs/8.5.1 | - | AU | - |
AU : 学術研究機関限定で利用可能
- : 利用不可
同時に利用可能なユーザ数は2ライセンスです。
AVS/Expressでは,様々な機能がモジュールと呼ばれる部品として提供されています.モジュール同士をマウス操作で組み合わせるだけで,意のままの可視化を簡単に実現します.ユーザーが独自にモジュールを作成することによって機能を追加することも可能です.また,単なる可視化処理にとどまらず,可視化アプリケーションを作成するための機能も持ち備えています.
AVS/Express はGUIアプリケーションであるため、X Windowの環境が必要です。
FastX、NICE DCVを使用してログインするか、Windowsでご利用いただけるX11 Forwarding に対応したSSHクライアントソフト(例えばMobaXterm)およびX11サーバをご利用いただき、GUIアプリケーションが起動可能な方法でシステムにログインしてください。
moduleコマンドを実行し,環境設定を行います.(利用したいバージョンのmoduleファイルをロードします)
$ module load avs
GUIをお使いいただける環境で次のコマンドを実行するとAVSが起動します。
tssrun コマンドで計算ノード上でプロセスを起動し、GUI画面のみログインノードに転送することが可能です。 tssrun コマンドの詳細は 会話型処理 をご覧ください.
$ tssrun --x11 xp
GPUを搭載したアプリケーションサーバである app.kudpc.kyoto-u.ac.jp にログインした後に、ノード上で直接起動してください。 サーバ上のGPUを使用したサーバーサイドレンダリングを使用する場合は、NiceDCVをご利用ください。
$ xp
提供なし